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『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第3話感想 初代ポケモンが発売された1996年、その裏の世界


◆これまでの感想

◆高次元存在?黒幕?

………どう見ても黒幕ですね。
アバンに登場したこの謎のスク水少女は超常現象を起こしているので、明らかにコノハちゃんがタイムスリップしたトリガーだと考えられる。といってもまだまだ根拠不足なのだが、このシーンは何故4:3サイズなのか。結局のところなにが目的なのか。愉快犯のようであるが。

何故スク水なのかは分からない。たぶん再登場したときは別のコスになっていることに花京院の魂を賭けよう。

◆アルコールソフトの行方

アルコールソフトは現在存在していない。
というか、現在コノハちゃんが勤めているブルーベルと同じ場所に位置する時点で関係性があるとしか思えない。まあ、アルコールが解散した後にブルーベルがたまたまそこへ居座ったケースも考えられるし、単純に後継会社だとも考えられる。
エロゲショップの人からすれば「昔聞いたことがある」or「分からない」。もう軽く10年以上前から解散してしまったのだろうか。知らない人がいるのも無理はない話だ。というか、こういうときにSNSで訊いてみるのはどうだろうか?

マモルくん(1993年のすがた/当時15さい)
ブルーベル社長(45さい…????????????)

まさかなあ………いやでもこんな小太りなマモルくんヤだよヤーヤー。

◆歴史改変?

突然自分の部屋から何かがなくなるのマジこえーよな。
これはやはり歴史改変の影響?といっても引っかかるものがある。

1話時

今回消失したエロゲは『DRACU-RIOT!(ドラクリオット!)』(ゆずソフト)、『ハミダシクリエイティブ凸』(まどそふと)、『恋姫†無双 〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜』(BaseSon)の3本。

何故この3本が消失なのかが全く以て謎だ。
何故なら同じゆずソフト作品他5本は現存しているし(『DRACU-RIOT!』が予めあった6本の中では最古だが)、前作にして無印にあたる『ハミダシクリエイティブ』は残っている。一体どういう意図なのかマジで分からない。そのエロゲ3本そのものが歴史からなくなったのは変な話だし(というかメーカーにスゴイシツレイだろう)、現実的な手段だと何らかの事情で買わなかったor買取or誰かに譲った…??ううんどういうことだ。

逆に何故か1本追加されたのが『ナチュラル ~身も心も~』。
背表紙からして他のゲームと浮いているのを察せられるが、1998年に発売されたゲームとのこと。あのおばあちゃんと関係しているのだろうか?

◆2023⇒1993⇒2023⇒1996

Leafの『』をエロ犬から奪還してパカっと開いたら、その『痕』が発売された1996年に飛ばされたでござるの巻。
思えば1話で『同級生』のパッケージを開いたときも1992年発売だからその年に飛ばされたわけだ。エロゲの力すげえな…当時集められなかった店舗特典回収するには最強じゃねーか。

まさかの1996年。ポケモン赤緑が発売された年だという。
てっきりフツーに1992年に戻ると思っていたので、こうして4年後に飛びとか、いやいや相当挑戦的じゃないですかね!いちおうアルコールソフトのみなさんと再会していたけど、よく顔を覚えていたな!
それ以上にスゴいのが、またもや突然タイムスリップしてはみんなと再会できたことに喜び、もう一度ここで働かせてくださいと頭を下げていたコノハちゃんだが。タイムスリップ2回目なのに順応力高いなこの子!

ちなみにタブレットはタイムスリップ時プールに落下したので死にました。大宇宙の意志が働いたような始末だな。

◆エロゲ女子

『Pia♥キャロットへようこそ!!』
名前だけは知っている。確かプレステでも出ていたやつだ。後にときメモよろしく乙女ゲー版(もちろん全年齢対象)も発売されていた。というかぼくの中では『D.C.~ダ・カーポ~』と並ぶほど「えっこれ元はエロゲだったの!?」と衝撃を受けていた。
そんなことよりも今回注視してもらいたいのは、ポスターの右上に「カクテルソフト」が入ってるやん!!

…いやまあ、ここはシンプルに考えようではないか。
カクテルソフトも、それに似たアルコールソフトも、ふたつとも存在していると考えよう。ポケモンとクロスハンターどちらとも存在しているようなことである。アルコールもPiaキャロみたいなゲームを出したらまずい気がするが、流石にそれはないと思う。

新キャラの山田冬夜は19さいと、全然フツーにエロゲを買える歳なのだが、やはりというべきかそういうのには全然慣れていないそうだ。昔のぼくを見ているみたいだな。わかるぞう、すごくわかるぞう。今では呼吸するようにエロゲを嗜んでいるぼくだが、実は最初はあまりエロゲを買うのに抵抗があった。
まずこわい。エロゲショップこわい。知らないおじさんに声かけられて凌辱系勧められそうでこわい。それは被害妄想スレスレでは…?と思われそうだが、まあなんというか、やっぱり勇気がいるんだよなこういうの。表紙からしてエロ漫画とまちがわれそうな漫画を買うのもハードルが高いが、エロゲショップは魔境じみているんだよな…あのアングラ感が今となっては好きだが。ソフマップはとても綺麗なので一番買いやすい。エロゲを扱うお店の主流だけある。

山田さんのような女子なら猶更だ。コノハちゃんのような子がいて本当に良かったな…と自分のことのように思う。ぼくもエロゲを嗜むリアル友達を作るべきだった。
ここで「エロゲ買う女子っているのか??」と疑問に思われる人はいるかもしれない。ぼくだって気になっていた。その実案外いるそうだ。やはりというべきか、絵柄がかわいかったりイケメンがいたりするのがシンプルな理由なのだという。『うたわれるもの』や『Fate』だってイケメンがいるしな。個人的にはイケメンがサブキャラ(悪友枠もアリ)にいると謎の安心感を覚える。主人公とヒロインのイチャラブを見守る後方理解者っぽいから。

今回山田さんが買った『痕』『Piaキャロ』の2本は美少女全振りだが、niftyのフォーラムで知ったとのこと。口コミか、絵柄の好みが理由なのだろう。

◆Windowsの時代

PCに話しかけるマモルくんコワ~…
明らかにやべーやつだよ。あのコノハちゃんですらドンヒキですよ。

正直今週マモルくんが言っていた「98」と「Windows」の違いはよく分からなかった。というか、9898って言っているので「Windows98のことか?」と混合していた。1996年なのでWin98はまだ存在していないし、正しくは「PC-98」のことである。でもやっぱりぼくの中ではWin98がどうしても連想しちゃうんだわ。当時もそんな会話の食い違いがあったんじゃねえかな。

…WinとMacみたいな違いだろうか?
それを言うと厄介な人がやってきそうなのだが、あくまで例え話として捉えておきたい。うう~ん。そう考えてみると、マモルくんすごぶるめんどくせえな…!Winに乗り換えるという揉め事で会社出て行ったとか、フツーに考えて迷惑だよ。急にPC環境を変えられてやりづらくなると考えるなら、気持ちは分からなくはないけどさ。やはり話し合いをですね…!その結果が、会社を抜け出したのだろうけど。むつかしい話である。

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