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『Fit Boxing 北斗の拳』ファーストインプレッション

ヒャッハー!!
プロテインだーーーーーーーーーー!!

◆Fit Boxing 北斗の拳

正式名称は『Fit Boxing 北斗の拳 〜お前はもう痩せている〜』。Fit Boxingシリーズ第3弾にして『北斗の拳』とのコラボレーション作品であり、本日12月22日に発売された。

来年で生誕40周年を迎える北斗の拳はこれまでもあべしを集めるゲーム、実写映画、パチスロ、世紀末バスケ、ハート様に悲しい過去、いちご味、ビックリマン、無双、堂島の龍、金曜ドラマ、異世界転生、媒体を問わない多種多様のメディアミックスが展開、「まさか」な意外性を幾度も繰り返してきた。
本作も例に漏れず「まさか」であり、だがそれが「まさか」な予想以上に噛み合ったコラボだった。今回はファーストインプレッションということで一時間のみ深夜にプレイした所感な雑記となるが、一見ふざけているようで如何に北斗の拳とFit Boxingの相性がいいかを言語化していきたい。

Fit Boxingは2の体験版をちょっとだけプレイした程度。ショートアニメもニコニコで見ていた。良い意味で気が抜けるアニメだったな。
北斗の拳は原作は文庫版4巻くらいまで読んだ。アニメも1クール目を見ただけ。とまあ軽い知識でしかないし、どちらかというとぼくはモヒカンザコの生き様に強い関心を持ち続けているだけに過ぎないのだが、こんなニワカ野郎でも問題なくプレイできた。ケンシロウとかラオウ様とか有名なキャラを把握していれば余裕で馴染めるのは改めてスゴイ。

なおぼくはDL版を購入した。最初からそのつもりで、パッケージ版の店舗特典(ゲオの「み…水入れ」)も気になっていたのだが、DL版はわざわざROMカードを入れ替える必要がないから続けるモチベが維持できる。ほぼ毎日特訓を積み重ねるタイプのゲームだから。とはいえ特に発売記念n%OFFセールはやっていないので、安く買うならやはりAmazonでパッケージ版。

◆実家のような安心感

親の顔よりも見たプロローグ。勿論、千葉ちゃんがナレーション。

なんで!?

ハート様には愛がないというの!?

何のストーリーもなくケンシロウがインストラクターを名乗ってくるのがすごく面白い。「ヒャッハー!早く鍛えさせろ―!」というモヒカンザコソウルのぼくの声に応えたかのような、諸々の細かい過程をキンクリした潔さを感じる。

ケンシロウがエクササイズの極意って言ってるだけでもすごく面白いな。

本作では神谷明さんではなく小西克幸さんが演じている。ケンシロウ役を演じる方は結構多いのだが、小西さんは最近の北斗ゲーで多く出演されているから実質二代目ケンシロウなのだろう。ぼくは小西さんの頼れる兄貴ヴォイスが大好きだし、良い感じにハマっていると思う。

◆チュートリアル

ケンシロウもジョイコンの正しい持ち方を知っているので、敬意を込めて正しくストラップを付けよう。

ゲーム上仕方ないのだが、リンがゲーム指導しているのも面白いな…

いないいないばあしてるみたいでじわる。

「お疲れ」って声かけてるケンシロウ新鮮味すげえな!!さっきから「ケンシロウってそんなこと言うキャラだったっけ?」と解釈違いが引き起こしそうだが、小西ヴォイスも相まってこれは素直にうれしくなれる。気さくなジム通いの先輩みたいだ。

◆日課修練(デイリー)

メニュー画面。画面右上には今日分の消費カロリーやプレイ時間が表示されるので、これはプレイモチベが高まりそうだな。

ケンシロウも基本は大事なんだな。

今回一番グッと来た台詞。
なんでかというと、皆さんもご存知の通りケンシロウの第一声が「み…水…」だからだ。

『リングフィットアドベンチャー』でもリングくんが予め水を用意するように忠告していたが、ケンシロウが言うとドチャクソ説得力あるな。モヒカンザコも水ゲッツしてキャッキャしていたからな。イマジニアはここに注目を置いていたかは分からないし、どのみち水は大事だから当たり前なのだが、FitBoxingと北斗の拳の親和性のひとつだと強く推していきたい。

「がんばるんだぞ!」という嬉しい一言には好感度上がるしかないのに面白さが上回る。ケンシロウがこんなこと言うかどうか分からないのも含めて謎の面白さがある。

そういえばうっかりスクショを取り忘れたが、修練の前には事故防止のためのストレッチ3分間やるので、これは面倒くさがらずにやっておきたい。ほんと、ストレッチは大事。

◆ゲーム画面

「せーの」という一言もつい笑ってしまうが、いよいよここからマジにゲーム開始だ。左足を前に置いて45度斜めに傾けてファイティングポーズを整える。

「かっこいいぞ!」と褒めてくれると、伊東ライフのFitBoxingというフレーズが思い浮かんだのはここだけの話だ。

「ワンツーワンツー」のリズムを刻みながらジャブとストレートを交互に打つ、まるで音ゲーのような要領だが、まだ慣れていないからがこれを保つのが意外とむつかしい。パンチ撃つたびにリズムとポーズが崩れてしまう。というかプレイしていて「こんなリズムでええんかな…?」と気になるが、まあ最初はこんなもんだろう。
タイミングを合わせるとJUST判定で一見シンプル故に簡単そうに見えるが、打ち続けると流石に疲れからか若干タイミングが外れる(GOOD判定)こともしばしばある。それはそれで、「くっそぉ~!パーフェクト目指してえ~!」と悔しさをバネにできるのも乙なものだ。

こんな感じで結果が出る。終わった後もクールダウンとしてストレッチ。

カラダ年齢ってことは、18歳設定のケンシロウを目指せってことなのだろうか?

そして、この日ちゃんとデイリーやりましたよという証拠のスタンプなのだが…

!?

スタンプ要員としてモヒカンザココキ使うケンシロウパネェな。

◆その他メニュー

ここまでチュートリアルをこなせば、あとは遊び放題。フリーやってもいいし、バトルやってもいい。

「エクササイズ中の曲でも聴いていかないか?」というめちゃくちゃ俗っぽい台詞。まあケンシロウも18さいだし、モチベの為には音楽聴きながらやりたいよな。なお「愛をとりもどせ!!」は原曲そのまま流れるのではなく、ゲームっぽいBGMにアレンジされている。原曲が欲しかったが仕方ない。

デイリーミッションをこなすと、衣装を入手するためのポイントがもらえる。これもモチベ要素だな。

◆激闘(バトル)

バトルモードは数々の強敵に挑むとなれば、ストーリーモードの要素を孕んでいるのかな。なおここではケンシロウになりきる設定だ。ケンシロウ視点でモヒカンザコボコれるとか世紀末体感ゲームかよ?

ヒャッハー!モヒカンザジョインジョイントキィ

いきなりシンには挑めず、その前のステージをクリアーする必要があるようだ。

実戦開始。自分のパンチでモヒカンザコをボコれるとかめっちゃテンションアガる。

「たわば」「あべし」「ひでぶ」も勿論健在!自分でモヒカンザコを葬った実感が更に増していく!

まだプレイ時間1時間のみだが、これはめっちゃ楽しいな!北斗の拳は詳しくないけど好きって人ならオススメできる。ケンシロウがレクチャーしてくれるのと、モヒカンザコをボコれる一体感にマジ感がある。所謂キャラゲーの部類でもあるが、魅力的なコンテンツ同士の悪魔合体でモチベが引き上がるんだもん。
これ、コラボ第2弾あってもいいんじゃないだろうか?ワンピとか結構相性合いそうだもん。ワンピもリアルでジムやるそうだしな。


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