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こねるとか叩くとかそういう体感覚

五感の中で一番優位な感覚って何だろう?たまにそういう話になることがある。
ある人は匂い(嗅覚)だと言う。
ある人は音(聴覚)だと言う。

いつも思う。はてさて、私は一体何だろう。前は、人から、"体感"じゃない?と言われた。
ふむ、確かに、シンギングボウルに惹かれたのは、倍音の響きだけじゃなく、手のひらに伝わってくる振動もあるのかもしれない。和太鼓を習っているのも、身体に響く振動かもしれない。となんとなく思っていた。でも、匂いとか音ってわかりやすいけど、体感って何?それに優位な感覚って言われると、それが"優れて"いるのかどうかもよくわからない。
で、そのまま月日は流れていたけど、最近また違うメンバーとそんな話になったことがあって。
友だちは音に"癒されてる"んだって。別の子はグレープフルーツの匂いを嗅いでいたいんだって。優れてるとかより、"好きな"感覚とか自分にとっての"癒し"という点から見てみるとなんだか腑におちた気がした。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
でいうと、体感覚というのは触覚になるのかな?
そう言えば、パン生地をこねたりするのも、土いじりをするのも好き。裸足で砂浜や原っぱを歩くのも好き。そういう感覚から癒しを得ているのかも。
人それぞれ、それだけ感じ方も好みも違ってたらみんなそれぞれがユニークな存在なんだなと思える。そういうユニークさを堂々と出していくのがきっとこれからの時代なんだろうな。感覚を使って自己表現することが癒しになる。誰もが本当はそういうこと求めてる。だけど、自分なんて所詮ちっぽけで大したことなくてしょうもない人間なんて思ったりして。まだまだ古い世界に引っ張られているなぁと思う今日この頃。

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