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実力と、勘違いさせる力

道場というのは不思議なもので、単に合気道の技術を学んでいたはずが、気付けば自分の生き方を学んでいたり、師範を慕い、忠誠を尽くしたりといった、「宗教的な側面」が顔を出すこともあります。

師範にカリスマ性があり、人柄や講釈で魅せることが上手であれば、実力がそれほどでも教祖のようになれたりするんですね。

それでは道場の指導者になること、また指導する上で最も大事なものとは何なのでしょうか?

・合気道の実力?
・権威によって勘違いさせる力?
・人脈?
・運?
・指導力?

あなたは、綺麗ごと抜きで、どれが最も大切だと思いますか?

これを本日のテーマにしましょう。

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