人の幸せとはなにか?
人の幸せとはなにか?
誰もが考えた事が内容であるだろう。
しかし、ちゃんとした答えが出せた人はそこまで多くないだろう。
そこで今回は、人の幸せとはなにかについて語ろうと思う。是非最後まで
読んでみてくれ。
まず、幸せの定義とは、満ち足りていて不満がなく、望ましい状態のことであるようだ。これを要約すると、自分の望みに
かなっている状態である。
さて、人がこのような状態「幸せな状態」になるためには、どうすればなれるのか?
人の幸せに関する実験結果を
根拠に話していく。
利他的な行動とは、ここでは自分に負荷や損があったとしても、他人の利益を優先する人の事である。これから紹介するのは、利他的な行動をすることによって人は幸せな状態になるということを実験結果が証明したことについて紹介する。
人のためにお金を使うと幸せになる
始めに紹介するのは、人のためにお金を使うと幸せになるという実験でScience誌の
Dunn et al. (2008) という実験だ。
まず、実験の計画はこの通りである。
1.実験が行われる当日に参加者の幸福度に
ついて測定する。
2.参加者をランダムに2つのグループに分ける
3.両方のグループの人に5ドルか
20ドルを与える
4.一つのグループには自分のために与えられたお金を使う制限を設け、別のグループには
他の人のために与えられたお金を使うと
制限を設けた。
5.両グループともに、午後5時に
戻るようにと伝える
6.午後5時に両グループの人の幸福度を
測定する
7.測定した結果と最初の結果を比べる
この実験の結果、他人のために、お金を使うグループのほうが自分のためにお金を使う
グループに比べ、幸福度が高くなっていた
という結果となった。
この結果から、興味深いことがあった。
それは、いくつかある。
一つめは、利他的な行動をするほうが
幸福度が高まるということである。
この結果により、利他的な行動と幸福度が因果関係にあることが明かされた。
しかし、他にも興味深い結果があったそれは、5ドル与えられた人と20ドル与えられた人との幸福度の差はあまりなかったという結果があったのだ。
このことから、値段に関係なく、利他的な行動をすることで、誰でも幸福度が上がることが分かった。
そして、他にも幸せに関する研究結果がある
それは、幸せは年収に比例するか?
という実験である。
この実験は年収が0に近い人から2000万といった富裕層を対象に行ったものである。
そして、この実験の結果としては、
年収が800万くらいの人が一番幸せである
ことが分かったのである。お金持ちが必ず幸せというわけではないのである。
そして、さっきの実験と今紹介した実験結果
を照らし合わせてみよう。
そうすると、幸せには、お金は沢山ある必要はないと分かる。要するに、お金を持ってなくても、利他的な行動をすることで幸せになれると言うわけである。
この具体的な例を挙げてみよう。
最初は簡単なものでも良い。
例えば人に何かを譲るとかでも。
他には、少しでも良いから募金するなどである。規模が大きくなるもので言えば
ボランティアなどだ。
このような行動を普段から心がけ、
そして実践していることは幸せに繋がるだろう。是非実践してみてほしい。
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