シアワセ*****失くしてから 気づくもの

シアワセ

シアワセは 時にさり気なく
時にささやかにやってきて
たぶん僕の真向かいに座る
あくせく働く僕は
君に気づかない
下ばかり向いて
遠い向こうばかり見すぎて

本当は目の前で 僕のすぐ傍で
シアワセはにっこりと笑ってる
美味い飯が食えるとか
好きな事ができるとか
大事な友がいるとか

ささやかすぎて さりげなさすぎて
無くしてから見つめてたと
気づく そんなシアワセ


マヌケな僕は 今になって考える
シアワセのいなくなった
向こう側を見つめながら
もっと華やかなことや
もっと大きなことを
シアワセに求めていたんだろう
僕の真実もわからずに

今度は僕が だれかのシアワセになろう
泣いてるあなたの横で
シアワセの色や
形や音なんてない
僕が色をつけるよ
君が奏でておくれ」

寂しいときに そっと向こうがわで
手を差し伸べてくれる
それが僕のシアワセ
それが僕のシアワセ
君が 僕の シアワセ

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アンデルセンの、青い鳥というお話。。
チルチル、ミチルが、シアワセの青い鳥を探しにいくお話ですが。

夢を語る男性は、時に魅力的ではありますが、
それは、向かい側に、うんうんと頷いて聞いてくれる、従順な誰かがいてこそ。

半分は、無理でしょって思っていても、夢追うあなたを応援したいわ。

そうすると、彼は、自分の力量を勘違いして、もっとBIGに、って先へ先へ、
目が行っちゃうわけです。

本当は、支えてくれる、彼女あってのことなのに。

で、どっかで見切りをつけた彼女は、あなたにふさわしいのは、
私じゃないわって、身をひいていくわけですよ。
(ほんとは、捨てたのかな)

それに気づいた彼は、
僕の存在で、泣いてる子猫ちゃんを
救いにいこうって、新たなシアワセを
探しにいくわけです。

あれ、どっかのミュージシャンとかの話になっちゃったかな?

とにかく、シアワセは、案外近くで微笑んでくれてるわけなので、
身近にいる人を、大切にね、って歌。

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