生きた化石と呼ばれる世界最大の淡水魚「ピラルク」のカバン

先日、オスクレン(リオデジャネイロ発のアパレルブランド。東京にも店舗あり)でついに購入してしまった・・・(正式には、誕生日プレゼントとして買ってもらった)。ずーっと気になっていた、ピラルクの皮を使用したバッグ。

オスクレンとは、ブラジル文化や自然を融合させたおしゃれなブランドで、ブランドコンセプトの一つに環境保全を掲げている。

なので、このバッグも動物虐待とは程遠いストーリーがあり、すごく意味のあるバッグをゲットできて大満足しているので紹介したい。

ピラルクーとは?
ブラジルのアマゾン地域に生息する世界最大の淡水魚。
私も、アマゾン旅行の際に(日本人の釣り好きにとっては)伝説の魚と呼ばれているピラルク―の釣り体験ができるということで参加したことがある。
が、魚が重すぎてとてもじゃないけど釣ることはおろか、女性の力だと逆に水の中に引き込まれそうになる。ガイドさんと一緒に釣ろうとしても、姿すら見えず、水面下でピラルク―にあばれられて茶色い水しぶきだけかかって終わった。それくらい、重くて、大きくて、まさに世界最大の淡水魚なのだ。一緒に行った人は、釣りが大好きらしく、日本からはるばる南米に来て、ついに伝説の魚ピラルク―に会える!とわくわくしていたみたいだが、姿を見ることができなくて残念がっていた。

ピラルク―の皮を使用したバッグのストーリーとは?
ブラジルでは、食用に消費されているピラルク―だが、その皮は食べずに廃棄物として扱われていた。そこで、オスクレンがそのレザーを再利用してバッグを製作することに成功した。

また、通常廃棄されてしまうレザーから商品をつくることで、現地の人たちの雇用機会へも繫がり、大きな地域活性化につながったそうだ。

なので、このバッグを買うことは、自己満足だけでなく、大きな意味があるバッグなんだなと思ってたくさん愛用できそうだ。

また、ピラルク―によってうろこの大きさや形が違うので、バッグも1品1品が違う形、肌触りである。なので、もし「気に入った!」と思う商品があれば、ネットで買うよりもその場で触って確かめて気に入ったものをすぐに買わないと、もう二度と同じ商品には出会えない超レアバッグなのである。


お手入れ方法は?
表はピラルク―の皮だが、なんと内側はピッグレザー、持ち手部分はカウレザーだそうだ。なので、革製品としての通常のお手入れが全部の面において必要になる。コロナの時期に購入して、店頭に置いてあった商品だったのでアルコール消毒したいところだったが、そこは我慢してしばらく自然乾燥させておいた。今から丁寧にお手入れしていこうと思う。

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