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もやもや。

最近の若者の流行を知りたいと呟いたら、流行ばかりに囚われる人はやっていけないとか、流行りに乗っかって何でも書けばいいもんじゃないとありがた〜いアドバイスをいただいたんですけども。

え? 創作者の皆さんって流行の研究そんなにしないの?

エンタメだってお仕事なんだから、なにが世間一般に受け入れられているか知らないことには始まらなくはないですか。知ってから自分の作品に取り入れるか入れないか決めればいいけど、知ろうとしない、研究しないって選択肢はないよね?

自分だけ満足するものを垂れ流して生きていけるのはパトロンがついたお抱えゲイジュツカだけなんですよ。私はゲイジュツじゃなくてエンタメを書きたいんです。

それに、流行を研究することが流行に乗っかることと同義じゃないよね?

鬼滅の刃が流行ったならば、好きな人の意見を聞いて、あぁストーリー性がいいんだな、アニメのアクションが神なんだな、って理解する。そして、それを自分の作品にどう応用できるか試行錯誤する。

「鬼になった妹とそれを元に戻すために戦う兄」っていうガワだけパクろうとしてるんじゃないんですよ。鬼滅の刃の派生商品を作りたいんじゃないんですよ。自分がやりたいことを、「いま」世間が求めてることにどれだけ寄せられるかって仕事してる人たちの重要課題じゃないの?

流行知らないでやっていけるゲーム業界ってあるんか……? ゲームに使われる技術も日進月歩だしエンジニアだって(情報関連とはいえ)最新の動向チェックしてるよね?

なんか、エンタメは個人の道楽で勝手にやってるみたいな認識なのかなって思った。市場の分析と応用ってやらないのか……?

アイキャッチ画像は「みんなのフォトギャラリー」よりお借りしました。

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