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愛おしい日常

毎朝決まった時間に起きて、
同じメニューの朝食を食べて、
歯を磨いて顔を洗って着替えてメイクをする。

オフィスに着いたらファミマのコーヒーで
目を覚まし、
それからくたくたになるまで働いて、
帰宅してお風呂に入って寝る。


休日はちょっと寝坊をして、
朝からピラティスに行き、
家で簡単なランチを食べたり
大切な人とお出かけする。

私の一週間はまあこんなもの。
特にドラマチックなことは起こらず、
学生時代に思い描いていたキラキラキャリアウーマンみたいな生活ではない。

けどそんな日常が私は大好き。
小さなことで幸せを感じられて、穏やかな毎日。

人生は、こういう日常の積み重ねなんじゃないか。一生の8割は、何事もない日々の生活でできていて、残りの2割がハプニングとか記念日、お祝いでできている。

私が人生のバイブルにしている
「一汁一菜でよいという提案」で著者の土井善晴先生はこう言っている。

暮らしにおいて大切なことは、自分自身の心の置き場、心地の良い場所に帰ってくる生活のリズムを作ることだと思います。
土井善晴『一汁一菜でよいという提案』新潮文庫


海外のおしゃれな生活に憧れることもある。
けど彼らにとっては毎日の日常を送ってるだけ。

自分の生活リズムを持ってる人が、
芯があって美しく見えるからかもしれない。


今日も日常を謳歌してこう。

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