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いつにもなく大河ドラマにどハマりした話。

ご無沙汰しています、はるりんpicです。
6月の京都旅行の記録ぶりの記事になってしまいました(^^;
京都旅行のあと、箱根に現実逃避旅に出たりまたまたウチのジェラトーニに衣装を作ったりとお出かけや創作活動はちまちまとしてはおりましたが、
今回は今年話題沸騰だった大河ドラマに絡んだ話をしたいと思います。

明日(※当記事執筆時点)が最終回なのに今更かよ?!と言われてしまいそうですね。
そういやブログ始めて好きなものの話を大してしてなかったですし、せっかくなので下手なりに想いを綴ってまいろうかと思い立った所存です。
しばしお付き合いいただけると幸いです<(_ _)>

皆さまご存知2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、ワタシも例に漏れずどハマりした一人でございます。
主人公・北条義時のついての知識はゼロ、平安末期〜鎌倉初期は歴史の授業で習った程度の知識量でしたが
「脚本が三谷幸喜さんだから絶対面白い」
と、三谷作品は過去の大河ドラマ2作しか見たことがないのに完全主観のうっすい根拠で視聴を始めました。

※追記:三谷作品、大河2作以外に『素敵な金縛り』という映画も見てました。これも面白かったと記憶しています。

(ちなみに『新選組!』と『真田丸』も「脚本が三谷さんだから絶対面白いはず」というのが視聴の決め手でした。
それぞれ幕末と戦国時代の話だからというのもちょっとあるんですけど脚本のが理由として強かったように思います)

そしたら…初っ端からズボッと。

タイトルバック(いわゆるオープニング)からいきなり深い沼に足を突っ込んでしまいました。

ドラムと弦楽器のイントロからのジャーンと始まりそのあとのメロディもワクワクさせるメインテーマ曲、
登場人物や劇中起こる出来事を彷彿とさせる数々のワンシーン、
これは何かすごい面白いものが始まるに違いないと思う約2分でした。

「頼朝、ウチに来るってよ」とあれよあれよと進んでいく頼朝匿いの話、思い思いのことを言う家族に目ん玉泳がす主人公・北条義時(小栗旬さん)が
「これ、来年(2023年)の大河のタイトルが『どうする家康』だけど、今年(2022年)も『どうする義時』って使うべきでしょw」って思える
巻き込まれ系キャラクターに見えて、今までにはちょっとない感じで面白いなぁと思いました。
台詞が少々現代的だけどホームドラマ感がして良いなぁ、と思っていたのも序盤の思い出。

登場人物も、役者さん本人のキャラクターが活かされてるような気もして、どの登場人物も魅力的でした。
特に佐藤二朗さんは比企能員じゃなくて二朗さんで見てましたし(二朗さんすみません)、
まさか仁田殿(=仁田忠常、ティモンディ高岸さん)がマジで劇中に「やればできる!」って中の人の持ちネタを言うとは思わんでしたw

そのあとの源平合戦、御家人同士の争い&将軍3代で直系断絶、承久の乱への展開がどうなっていくのかが毎週の楽しみになっていきました。

駄菓子菓子、伊豆の片田舎の侍がダークサイドに堕ちる話だったなんて思いもしませんでしたがね/(^o^)\
見ると気が重くなる回もあったから、これ毎週見てたらそのうち病んじゃうんじゃないかと思ったことも。…と思いながら面白いしと結局毎週見る矛盾(^^;

あと第一話のラスト、小四郎(=北条義時)が頼朝(大泉洋さん)を馬に乗っけて大脱走するシーンにもすごくワクワクした覚えがあります。
あのシーンでドヴォルザークの『新世界』をサンプリングした曲を流すのは反則でしょう?! この後絶対何かあるに決まってるじゃん! ハマる以外の選択肢がなかったわ!

音楽と場面とのリンクにツボったのが他にもありまして、横田栄司さん演じる和田義盛の挙兵(和田合戦)が決定的になってしまったシーンでモーツァルトのレクイエム(怒りの日)のサンプリング曲が流れたのも痺れました。
しかもこれ、その回のラストシーンだったんですよね。
ぅあー…、来週和田合戦じゃん癒し枠の和田殿退場確定じゃん…🥺とどれだけ気分を突き落とされたか。「音楽の演出ずるい」の一言に尽きます。

…エバン・コールさん、数々の名サントラをありがとうございました<(_ _)>(深々

仕事でリアタイ視聴できない日もありましたが″録鎌″しながら毎週の放送を欠かさず視聴し、いよいよ明日(※当記事執筆時点)の最終回はフィナーレイベントの中継ともども無事リアタイで見届けられそうです。

…まぁ、例年だと毎週ドラマを見て完走しておしまいなのですが、2022年はこんなこともしておりました↓
●サウンドトラック1〜3巻購入
●大河ドラマ館、巡回展見学(鎌倉館は3回入館)
●NHK謹製ブロマイドポストカード収集
●伊豆に聖地巡礼
(ヘッダーの願成就院は聖地巡礼した時に撮ったもの)
●推しの衣装をジェラトーニに制作
●推しを演じた役者さんに会いに行く
●最終回に合わせて出版されたメモリアル本購入

ばっちり推し活。めちゃくちゃハマっとるやんけ。
サントラ・関連書籍購入、聖地巡礼はよくあるかもですが、大河ドラマの劇中衣装をぬいぐるみに作ることになるとは1ミクロンも思わず。

ドラマそのものだけでなく、舞台が地元神奈川と比較的近い伊豆で知ってる場所がめちゃくちゃあった(何なら地元に登場人物ゆかりの場所がある)のもどハマりした理由だろうなぁ。
「苗字が○○ってことは、この武士の拠点ってあの辺りかな」とか「台詞で鶴ヶ峰とか二俣川を聞くなんて!」とか妙な親近感がありました。

鎌倉・鶴岡八幡宮の段葛でパチリ。

推しは仁田殿でした。
大河ドラマで初めて知った人物だったのですが、優しくて強い、良い書かれ方をしてる人物だなぁと思いました。演者の高岸さんの人柄も役に現れてた印象です。

ただ、知識がないまま推したせいで(調べるとネタバレを踏むためあえて調べなかったのもあります)突然の退場にロスになってしまいました。
何故退場回の直前に三嶋大社の頼朝旗挙げ行列があったのか、そして何故行くのを諦めたのか?! ←混密になるのが怖くて行けなかった

ちなみに仁田殿の衣装は10月末〜11月頭に制作、その後別のイベントで″ご本人″対面を果たせました。高岸さん、その節はありがとうございました<(_ _)>

1年間、多方面で楽しむことができた『鎌倉殿の13人』。
明日の最終回、義時たち北条ファミリーは最後どうなっていくのかしっかりと見届けたいと思います。

…絶対鎌倉殿ロスになる気がする。
あと円盤買おう。