撮る楽しさとは2
ストレスのないマニュアル設定ができるデジタルカメラ。そんな観点から新旧のミラーレスカメラを調査。液晶モニタ上からのセッティングは冗長的なので、フィルムカメラのように軍艦部のダイヤルとレンズのヘリコイドの回転だけで設定が完結するものを望みたい。
キヤノン ✖
ニコン ✖
ソニー ✖
パナソニック ✖
オリンパス ✖
ペンタックス ✖
リコー ✖
シグマ ✖
調べると、軍艦部に乗っているのはどれもこれもMSAPの設定ダイヤルとシャッターボタンだけ。フィルムカメラのようなミラーレスカメラはなかった。カメラ性能が向上して、もはやマニュアル操作をする意味は失われているのだろう。これではわしは撮る楽しさを得ることができない。やはりフィルムライカに回帰するのがベストなのか。
フジフィルムは嫌いなので候補に置いていない。
あんなにフィルム愛をうそぶきながら真綿で首を締めるように”世情のせいで仕方なく”フィルムの容赦のない値上げを断行し、あらゆるフィルムと印画紙をディスコン(販売停止)した挙句、とうとうわしのACROS100まで葬り去った。そこで間髪入れず”ユーザーの声をうけて開発しました”とACROSⅡを発表したのはいいけれど、写りに往年のACROSの面影はなく心の穴が埋まることはなかった。そんなフィルム愛好家をボロ雑巾のように見捨てたフジフィルムをわしは許していない。
でも、せっかく大体のメーカーを調べたので、フジのミラーレスカメラもチェックしておこう。どうせ他と変わらな・・・?!(続く)