撮る楽しさとは3

フジフィルムのミラーレスカメラを見て手を止めた。求めるすべてを満たしておる。軍艦部の機能、デザイン、値段。気づいたら―

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ようこそ、FUJIFILM X-T1

フジはフィルムカメラから正統進化したようなカメラ作りをしていて、液晶モニタに触れなくても大抵の設定が完了するように設計されていた。さすがマニュアル派の嗜好をわかっている。フィルムの灯は絶やしても、魂はしっかりデジタルに継承させていたのだ。化粧品にうつつを抜かしているわけではなかった。やるじゃないかフジフィルム。大好きフジフィルム。

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このX-T1はそこそこ古いカメラだからスペックは数段ダウン。それでも現役ファンが多いのは機能とデザインのバランスがよいからだろう。そして何がどうしてそうなったのかわからないけれどやたらと安い。作りすぎたんだろうか。

Elmar50/3.5を装着。いい写真を量産しそうな面構え。撮影は自分とのコミュニケーション。感情がオーバーフローするほど楽しく撮れたなら、可もなく不可もない写真で問題はナシ。