【美容】適切なニオイ対策で快適に過ごす①まずはここが鍵

7日に立秋をむかえ、暦の上では秋となりました。
明け方は若干涼しさに変化を感じていますが、まだまだ暑い日が続いています。みなさんはなんとか健やかにお過ごしでしょうか。
暑さ対策をしっかりして、自分の体力や体調を過信しないようお過ごしくださいね。

こんにちは、ハルキです。今回は暑さにつきものの汗と臭いケアについて。巷にたくさんのデオドラント製品がありますが、正しく使えていますでしょうか。せっかくケアするために使っていても、逆効果になっている場合もあるので確認してみてくださいね。

夏はニオイを強く感じやすい条件が揃っている

▶︎湿度が高いとニオイが滞りやすい
空気中に水蒸気が多いとニオイの分子はその場に留まりやすくなります。
湿度の低い冬＜湿度の高い夏
そして、自分自身が発汗し多湿状態になるため一層ニオイがまとわりつきやすくなります。
▶︎温度が高いとニオイを感じやすい
ニオイの分子は常温の時に液体から気体に変わる、揮発性という性質を持っています。そのため夏の気温はよりニオイを強く感じます。
香水も揮発性が高い液体タイプの方がニオイを感じやすいですよね（厳密にいえば配合成分の濃度やアルコールなどで異なります）。料理も作っている時や出来立ては香り立ちが強く、冷めれば弱まるのもそういった理由です。
▶︎発汗を放置するとニオイを感じやすい
汗自体は無臭ですが、肌表面にいる細菌が皮脂や垢など汚れを分解した時にニオイが発生します。汗をかいてから1時間でこの現象が始まります。細菌をゼロにすることはできませんし、体の洗浄ができていないと餌がたくさんあるのでニオイも強くなりやすいです。
▶︎ストレスや疲労がニオイを強くする
ストレスや疲労によって血中のアンモニア濃度が高くなると、汗と混じり合って刺激臭となります。ストレスと聞くと人間関係を思い浮かべる人が多いと思いますが、温度差、高温、湿度、寝不足、体調不良なども疲労度やストレスを高める要因になります。

湿度・温度・発汗・ストレス
夏はどの条件も当てはまるため、普段よりもこまめなケアが必要です。
自分のニオイについては季節問わず鈍感になりやすいため、夏は特に意識を向けた方が良さそうです。

ニオイについて少し理解が深まったかと思いますので、以下で対策についてお話ししますね。重要度の高い順に記述します。

基本は洗い流す

何よりもこれが一番です。手っ取り早い。シャワーよりも湯船に浸かったほうが毛穴の汚れも落ちやすくなるため、ぬるめのお湯でもいいので湯船に浸かりましょう。また、水で洗い流すよりも石鹸やボディソープをしっかりあわ立てて躰を洗った方が皮膚表面の汚れや皮脂も落とせます。
素手で洗う場合はあわ立てネットを使えば、スピーディに洗浄力を高められます。
ボディタオルを使う場合はできるだけ柔らかいものをやさしく肌に当てた方が、肌の乾燥やダメージを防ぐことができます。
手っ取り早く効果が得られますが、1日に可能な回数が限られてしまうのが難点。

https://room.rakuten.co.jp/haruqui_wsc/1700125149536663
シャンプー・洗顔・ボディソープになるメンズビオレONE。（本体）

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こちらはレフィル。
朝のウォーキング（朝んぽ）後にサクッとシャワーを浴びたい時に重宝しています。夜は少しリッチなものを使って使用感にメリハリをつけています。（個人の趣向です）

こまめに拭き取る

洗い流すのはもちろん大事ですが、常に洗える訳ではないのでむしろこちらの方が重要です。
汗をかいてから1時間放置するとニオイが発生しはじめるため、こまめに拭き取ることでニオイが発生する前に対処できます。
流れ落ちる汗を拭くときは乾いたハンカチやタオルで拭き取ることが多いと思います（吸水面もありますし）。
…ですが！
乾いた布では汗は拭き取れてもニオイの原因は肌に残ってしまうため、濡れたもので拭き取るのがベターです。
ウエットティッシュでも構いませんし、絞った濡れタオルでももちろんOK。アルコールが苦手な方はあかちゃんのおしりふきでもいいと思います。
そこに、プラスアルファの役割を持つのがデオドラントシートです（雑菌の繁殖を防ぐ役割を持つ）。
除菌用のアルコールシートは肌に必要な油分・水分まで拭き取ってしまうのであまりオススメできません。（昔やってワキがパッサパサになったひと）
喫茶店でホカホカのおしぼりで顔などを拭く仕草、アレ実はとても利にかなっているんですね。（するかどうかはさておき）

ちなみに朝、着替える前にシートで拭き取るだけでニオイケアになります。（理想は朝シャワーした方が確実ですが）お洋服を着た時の気持ち良さも全然違いますのでオススメですよ。

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皮脂の溶解力が高いので、皮脂でべたつきやすい人はこちら。

ボディシートなどのデオドラント製品は香りが豊富ですが、夏は臭いだけでなく匂いも強く感じます。
ケア製品の香りが強すぎて・複数の匂いが混ざって香害にならないように、香りを統一する
香りは一つだけにする
無香料や香りが残りにくいシトラス・ミント系の香りを使う
こういった工夫も大切です。

足のケアも忘れずに

忘れがちですが、足は躰の中で特に角質が溜まりやすい場所（特に足の裏）。さらに汗腺がたくさんあるため汗をかきやすいので、冒頭でお話ししたニオイが強くなりやすい条件が特に該当します。
2足歩行で足を酷使する以上角質が溜まりやすいので、入浴の際にブラシなどで丁寧に洗う、爪に汚れが残らないよう洗いましょう。

夏の定番になってきたニオイケア。暑さで新習慣を取り入れるのも本音を言えば面倒臭い…かもしれませんが、ちょっとの工夫でリフレッシュできて快適に過ごせるようになります。
私自身とても嗅覚が敏感なので、ニオイの対処方法ができるようになってからは夏でもそこまでストレスをためずに過ごせるようになりました。
普段の生活習慣にちょい足しでできることもあるのでよかったら取り入れてみてくださいね。

次回はニオイケアに活躍するデオドラントアイテムの使い分けについて。どうぞよろしくおねがいいたします。