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映画「トランスフォーマー/ビースト覚醒」を観た結果、ミラージュにじわじわ脳を焼かれてきている気がする

※この記事には「トランスフォーマー/ビースト覚醒」のネタバレが含まれます。予めご了承ください。

はじめに一言言っておくと、実写TFシリーズの中ではかなり見やすい作品でした。実写TF初心者にもオススメです。皆ミラージュを知ろうよ。そしてTF沼においでよ。

箇条書き感想

・久しぶりの実写TFシリーズ映画ですが、スケールがでかい星破壊シーンやトランスフォーマーの変形、バトルシーンは映画館で観ると迫力があって見応えがありました。映画館向けな作品です。

・吹き替えで見ましたが、声優だけでなく、芸能人枠の方々の演技もすごく良くて、違和感なく見られました。オリラジ藤森さんのミラージュがハマり役過ぎる。

・まさか今になって実写TF人間強さランキングトップ逸材が出てくるとは……(詳細後述)。今回は人間サイドも基本有能で、活躍シーンが多くて良かったです。

・人間サイドにイライラ要素が少なめで、トランスフォーマーと人間サイドがグダグダ喧嘩することも余り無く、ネームド敵がそこまで多くないので、めちゃくちゃ見やすいな……と思いました。

・ストーリーも「ユニクロンが来ると地球がやばいので、どうにかして止めるぜ!」という感じなので敵と目的が明確で話を追いやすかったです。

・オートボット残忍バトルは健在!やったぜ!

・終盤とか、生身の人間でやったら間違いなくR18Gタグが付く残忍バトル!それでこそ俺らの司令官だぜー!!とテンション上がりました。ビーストサイドのリーダー・オプティマスプライマル(子安ゴリラ)もしっかり残忍バトルしていたので、実写TFはそういうもんだと思っています。

・オプティマスプライムは斜面転げ落ちもバッチリやっていて流石の司令官でした。口も悪かったです。

・ミラージュ、ノアの相棒とヒロインを兼ねし善良なるチャラ男。
・ミラージュ、人間に友好的で、友達思いのチャラ男で、ノアの弟に兄を守ることを約束し、そのために命懸けで戦った素晴らしき人外バディ。
・ミラージュ、TF相棒ダービーにて急にすごい追い上げを見せてきた。
・ミラージュ、お前、いい奴だな……(ミラージュのことばかり考えるようになっている)(脳がじわじわ焼かれているよぉ〜!)。

・続編フラグもバッチリでした。今後はどんな展開になっていくのか楽しみです。

キャラ個別感想(よりネタバレが増えます)

オプティマスプライム:
我らが蛮族……ではなくオートボットのリーダー。今回は人間不信気味で若干情緒不安定だった。立場的には色々プレッシャー感じて荒れるよね、仕方ないね。でも、最後はちゃんと和解したので安心した。
オートボット残忍バトルは健在。やられたスカージが可哀想になるレベルだった。
ラスボスのユニクロンに「望みのものを与える!」と言われた時に「じゃあお前の命を寄越せ!!」(意訳)と返したシーンは痺れた。何だかんだかっこいい存在である。

バンブルビー:
可愛い。お目々が丸っこい愛い奴。
序盤でスカージに殺されたシーンはガチでびびった。でも終盤で復活して飛び降りながら参戦してくれたのはめちゃくちゃかっこよかった。大きな飛行機から飛び降りて戦場に駆けつけるとか人類は大体好きやろ(主語がでかい)。

ミラージュ:
既に散々触れているけれど、相棒とヒロインを兼ねし善良なるチャラ男。
友達思いなのと、ノアの弟に約束したという理由でずっとノアを守ってくれる義理堅さに全宇宙が泣いた。
分身を巧みに使って戦うのも実に良い。
そして、ノアを守って死にかけた際に、まさかの「自分を武装に変形させて、ノアに託す」というとんでもない離れ業をやってみせた。死にかけた時に自分の力を託すのはヒロインのそれなんよ。サムとバンブルビーだってそこまでやってねぇぞ。
そして最後はミラージュの復活で映画は幕を閉じる。やっぱり扱いがメインヒロインなんだよ。

アーシー:
健康的にセクシーなお姉さんって感じで素敵だった。アーシー姉さんに乗れるのなら二輪免許が欲しいかも知れない。

ホイルジャック:
実写過去作に出ていたのとは別人ではレベルで外見が違っているのに驚いた。結局別人なん?同一人物なん?
アーシーとタッグでバトルトラップと戦っていたのはかっこよかった。
(追記)実写過去作と繋がっている訳ではないっぽいので、外見が違ってても矛盾は無いのかな?確か「バンブルビー」とだけ繋がっているんだっけ。

ストラトスフィア:
移動要員おじいちゃん。同族も楽々乗せられるデカさがすごい。

ノア:
人間サイドの主人公その1。
難病の弟のために就活を頑張る優しい兄。そしてミラージュの相棒。
ところで何で実写TFの主人公は就活シーンが出てくるの?しかも今回は理不尽にも面接キャンセルされたし。就活に失敗したら車強盗に手を出しかけたけど、あれは面接を急にキャンセルする上司が悪いと思う。あと車泥棒しないとミラージュに会えなかったので必要な悪事です(その日、運命に出会う)(運命構図はやっていない)。
巻き込まれ主人公だが、終盤は弟とミラージュのおかげで覚醒した。覚醒するのはビーストだけではないのだ。あと弟に励まされた兄は最強だってマリオの映画でも言ってたしね。
実写TF人間強さランキングトップを狙える逸材。ミラージュに力を託されたとはいえ、オプティマスプライムとスカージの戦いに入っていけるってお前すごいな!
ミラージュの装備が無いと戦闘能力は低いが、家族がいる世界を守るために遥々ペルーまで行く辺り行動力はずっとあった。かっこいいぞお兄ちゃん。

エレーナ:人間サイドの主人公その2。博物館で働く考古学ガチ勢。トランスワープ・キーを起動させちゃったが、彼女がいるだけで謎解きタイムが大幅短縮されたので結果オーライである。考古学の知識と好奇心は偉大である。
ユニクロン地球襲撃阻止RTAはーじめーるよー。
考古学ガチ勢を入れることで謎解きを大幅時間短縮可能です。

クリス:
ノアの弟。難病を患っている。
ミラージュに兄を託し、いざという場面では兄を鼓舞した良き弟。本作最強のバッファー。
最後は病気の治療も何とかなりそうで本当に良かった。

オプティマスプライマル:
子安ゴリラ。落ち着いた常識人。
強制闇堕ちした仲間を手にかけるという一番辛い役回りを担った。悲しい。
バトルトラップの頭を潰すという残忍バトルをしたが、オプティマスプライムと比べたらまだお上品ですわね。

エアレイザー:
鷹型のビーストお姉さん。飛んで戦う姿が美しい。
スカージのせいで強制闇堕ちさせられ、オプティマスプライマルに介錯を頼んで死亡。悲しい。

ライノックス、チーター:
出番は少なめだったけど、四足歩行動物タイプが人型に変形するというロマンが最高なのでOKです。

スカージ:
ユニクロンの手下(テラーコン)のリーダー。
バンブルビーを殺害し、エアレイザーの死の遠因となるというヘイト稼ぎまくり野郎。
そしてオプティマスプライムより強いという驚異の戦闘力の持ち主。
だが、覚醒したノアとブチ切れオプティマスプライムには流石に敵わず、オプティマスプライムの残忍ファイトの犠牲者となった。哀れ。

ユニクロン:
ラスボス……だが、今回は本人が地球に到達できなかったので、最初の星捕食が一番派手だった。お腹ぺこぺこで死にそうなのは少し笑った。
オプティマスプライムに上から目線で交渉を持ちかけたのはどう見ても悪手だよ!

ナイトバード:
悪女な悪の幹部。お姉様。「ペット」って呼ばれたい。
死に様はかなり悲惨だった。可哀想。

バトルトラップ:
所謂パワータイプ悪の幹部。そのイメージに違わず暴れまくっていた。
子安ゴリラに頭を潰されてお亡くなりになったが、オプティマスプライムにやられてたらもっと悲惨だったと思うので子安ゴリラに感謝した方がいい。

最後に一言。
皆、ミラージュを知るために映画を観に行ってくれ。
ではまた。

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