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映画「SAND LAND(サンドランド)」を観てきました

※この記事には映画「SAND LAND(サンドランド)」のネタバレが含まれます。予めご了承ください。

※筆者は原作の漫画は未読です。見当違いの感想があるかも知れません。そちらも予めご了承ください。

全体的な内容に関する箇条書き感想

・爽やかに面白かったお〜!万人向けの面白さです。お勧め。

・一歩間違えればすごく殺伐とした話になりそうなのに、そうなっていないのはお話のバランス感覚がすごいんだなと思いました。

・メインキャラに女キャラがいないの、昨今逆に珍しいなと思いました。
主人公:おっさん
相棒:人外ショタ
仲間:人外ジジイ
ライバル:おっさん
ボス敵:ジジイ

驚異の男率100%!
でもどのキャラもすごく良かったです。
キャラ個別感想は後程。

・戦車の描写が、くどくならない程度に細かくて、力入っていていいなと思いました。メカ好きにお勧めできる要素です。

・戦車戦が渋くてかっこいいです。「ガルパン」の方がファンタジーに片足突っ込んでいるだろと思う程度には堅実に戦っているなと思いました。
(筆者は、戦車戦についてそこまで詳しくないので、この感想は的外れかも知れません)

・原作未読でしたが、設定や世界観は見ていて大体分かるようになっていて親切設計でした。戦車とかに付いていたハン石(?)というのが唯一明確にどんなものなのか分かりませんでしたが、作中描写から「多分何かの動力源か、重力関係に作用している石かな」くらいには理解が追いつくようになっている(=分からないことがそこまでノイズにならない)のはお話がうまいなと思いました。

・キャラ描写についても、そのキャラの人格等がすんなりと入ってくるようになっており、行動にご都合主義を感じないのが良かったです。

キャラクターについての箇条書き感想

ラオ:
主人公のおっさん。いや、主人公はベルゼブブかもだけど、個人的にはラオが主人公っぽいなと思いました。若い主人公キャラにはない渋さや重さが魅力的なキャラ。戦車戦が強いおっさんはかっこいい。

ベルゼブブ:
相棒人外ショタ。戦闘要員だけど、耳の良さがチート技能としてめちゃくちゃ印象に残った。戦車戦に必須スキル過ぎる。この話の清涼剤その1。終始爽やかにいい奴だった。

シーフ:
仲間の人外ジジイ。この話の清涼剤その2。戦車の運転楽しそうなのが微笑ましかった。

アレ将軍:
かませ犬かと思ったらかっこいいライバル枠のおっさん。このおっさんがいれば国も大丈夫だろうと思わせるカリスマある人格者。

スイマーズ:
個人的に「キャラの使い方うまいな!」と感心した存在。いい砲弾を使っていること、泳ぎたい(息子を泳がせたい)、ゼウ大将軍が嫌いという要素を中盤にさりげなく描くことで、ラストにダムをぶっ壊す活躍をしてもご都合主義とは感じさせなかったの、活躍のさせ方うまいな〜!と思いました。

ゼウ大将軍:
文字通り諸悪の根源。筆者の「2023年このカスが憎たらしい!!」ダービーにて「ティアキン」のガノンドロフを勢いよく抜かしていきました。心置きなく倒せる悪党と思えば有難い存在。

ピッチ人:
作中一番悲惨な目に遭った存在。ラオの過去にも深く関わる存在。生き残りがいて良かった。
いいことしようとしたのに、それを邪魔だと思われてほぼ全滅させられかけた。ゼウ将軍は頭オーロラか?
最後にラオが生き残りのピッチ人を手助けしているシーンが入っていて、ああ、良かったなと思いました。

今回はこの辺で。ではまた。

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