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近況:息子、小学生になりました

夫のnoteをひっそりと私(妻)が更新します。
息子は4月に小学生になりました。
過酷な治療を経て助かった命、息子が普通の子供と同じ生活をしているということが今でも信じられません。

いま闘病の最中にいるご家族、精いっぱい生きてお空にのぼったお友達、今でも忘れることはなく、考えるたび、どのように自分たちの気持ちを表現するべきか、自分たちにできることは何だろうかと考えます。

退院から2年半過ぎても定期検査は続き、晩期合併症含めて心配事は尽きない日々です。
そんななか、4月に大好きな元看護士さんから家族全員宛にお手紙が届きました。封筒をみた瞬間、胸がいっぱいになりました。

▼息子宛のお手紙の一文
「〇〇くんのげんきなすがたをみると、〇〇さんはげんきになるから、またあおうね!」

闘病中、病院で暮らした約10か月、私たちは医療従事者のみなさんと家族のように毎日おはようとおやすみなさいを交わし、たくさんの話をしました。
コロナ禍の一番厳しい状況で、医療ひっ迫のさなか、皆さんの愛情を沢山受けて育った息子は、いま元気に生きています。
当時三歳半だったので、病院で過ごした記憶はうすれつつありますが、たくさんの優しい言葉や想いは、彼の心の奥で種となって芽を出して根付いてくれるとよいなと思います。
小児病棟では、仕事・立場を超えた行動をたくさん目の当たりにしました。医療従事者の皆さんには感謝してもしきれません。

このnoteは、小児がん家族の想いや息子の近況をこれからも綴っていこうと思います。


※ここでパパのイラストが欲しいところですが、手元にありません。
代わりにリビングにある家族のWillリストの一部を。
大きなボードに家族の希望を少しずつ書き足して、パパがイラストにしてくれます。

「ズボンと洋服とパンツをつくる」!?

小さなことから大きなことまで書き出して、焦らずのんびり。


「我が家のはなし」はじまりはコチラ



病気と闘う子供たちが元気になりますように。
新しい治療法が見つかり、病気で失う命がなくなりますように。

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