見出し画像

『哂う月の夜』の電子配信が始まるよ!

自分的に怒濤の7月が終わり、やっと時間ができて『哂う月の夜』の電子書籍化が終わりました。
自分の原点ともいえるお話をようやく電子書籍にできました。
『哂う月の夜』は初めて書いたオリジナルのBL小説です。
序章を書いてペーパーとして配布したのが2004年だから17年前ですね。これが井上ハルヲの原点です。

『哂う月の夜』の電子書籍はKindleのみの配信で、上下巻とも読み放題のアンリミに入れています。
同時に上巻のみ8月12日~8月14日まで無料キャンペーンを行います。
アンリミに入っていない方はぜひこの3日間のうちにお試し読みをしてください。
とはいえ一冊が新書二段組350Pという薄くない薄い本だったので、けっこうなページ数があります。お話自体は短編、中編で構成されているので一気読みしなくても大丈夫かと思います。

内容はBLのお約束をガン無視した甘くない893BLです。受けは攻め以外と寝るし、攻めの過去の男は出てくるし。とにかく受けの大崎誠人はこれでもかというくらい酷い目に遭っています。殴られ、犯され、撃たれ、刺され……でも大崎は決して折れない。誇り高い男です。
時系列もわざとバラバラに書いていて、上下巻全部読むとお話が繋がるような構成になっています。
時系列がバラバラということは、どこから読んでも大丈夫ということでもあります。
ぶっちゃけ下巻から読んでも上巻の最後の話から読んでも全然OKな感じです。

上巻『哂う月の夜~序章~』
下巻『邂逅』
下巻『誓い』
上巻『雀色時』
上巻『堕ちゆく者の果て』

この順で読むと受けの大崎誠人がどうして黒川征二という男と人生を歩むことになったかわかるかと思います。

この電子書籍とは別にpixivにウリ専時代の大崎が菊池組の組長にいたぶられている過去話『戒めの傷』というお話を乗せています。
こちらも無料で読めますので大崎の菊池に対する憎悪と恐怖を感じていただけたらなぁと思います。

そんなわけで、長い長い甘くない893BL小説『哂う月の夜』、よろしくお願いいたします!


いただきましたサポートはもっとたくさん小説がお届けできるよう今後の創作活動費として活用いたします。