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2020年の終わりとともに
2020年の総括……をしようにも見事に何もない一年でした。
世間はコロナコロナで大騒ぎになり、イベントはことごとく中止になり、予定されていた商業本は諸事情で延期になり、もう一つの商業関連も延期になり、自分的デビュー記念の本は出せなくなり……
呪われてるんだろうかという2020年がようやく終わろうとしています。
終わりが見えるとともに、いろいろと停滞していたものが動き始めました。
延期になっていた本
痛みを乗り越えた先にあるもの
自分の書いている小説がやたらと「痛い」と言われて、本人的には何がどう痛いのかさっぱりわからないのだけれど、「まあ、痛いと言われるからには痛いんだろう」と思っていた。
確かに物理的に痛い描写があるお話はある。
受けが殴られたり、蹴られたり、モブにレ●プされたり、あげくに手の指を折られたりとか。
これをフルコンプされたのが『無明の華』(B-PRINCE文庫)の狭山亮。『愛は金なり』(クロスノベルス)の