個人事業主として独立した時の話と、そこから会社員に戻った時の話

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機械設計やさんのアユミ(まとめ)|春夏裏山 (note.com)

本記事において、
前半、独立するときの話は無料。
後半、独立してからの話は一部有料です。

独立するときの話

まず2018年に大手メーカーを辞めて技術コンサルタントとして独立開業しました。
このとき、当たり前ですがとても悩みました。
子どもが2人。
大企業に勤めていて給料もいい。そこそこ重要なポジションでラインの開発をやっていてそのまま勤めていれば将来も安泰だったでしょう。
そんな状況で先の見えない独立開業に踏み切ると言うのはとても悩むことでした。
そもそもなぜ独立を考えたのか?
仕事に不満があったからですね。この時すでに2回の転職を経験して3社目。その時々で自分に必要なもの、仕事内容だったり給料だったり休日だったり。それらを得てきたつもりでしたが、もっと本質的なところでの不満があって独立開業を目指したというところだと思います。
出会いもありました。
このころ、アマゾンであなたにお勧めの書籍として「技術士 独立自営のススメ」という本が上がってきました。
何となく購入して何となくよんでみると、著者やそこに出てくる人は技術士会の中に会合を作って独立自営に関する勉強会を毎月行っているようでした。
思い立ったが吉日ですぐ翌月から顔を出しました。
そこで技術士事務所を構える人たちと直接お話しする機会を得て、さらには自分と同じような年齢で独立している人の存在も知りました。
こういった出会いを経て、自分もやってみようと思い独立を決断しました。

と、書くと随分あっさりと独立を決めたようですが、実際はかなり悩みました。
特に子供がまだ小さいのにそんな挑戦して大丈夫か?
今の会社にいれば少々嫌なことあっても給料いいし安泰だぞ。
そんな思いは常に付きまといました。

そんな時にある人からかけられた言葉が強烈に後押ししてくれました。
「子どものせいにしてはいけない。子どもはそれを見抜くよ。」

独立を決めたのはいいですが、ある一つのルールを定めました。
それは3年後に理想とかけ離れていたらやめよう。
というものです。
そうして2018年2月に大企業を辞めて独立開業に踏み切りました。

独立してからの話

独立してから、技術セミナーの講師をやったり本を出したり、月間志に連載を書いたり。もちろんコンサルやったりもして、いろいろと経験しました。
そうして2年半ほどが経った2020年の夏。
理想と比べてどうだったかというと全くかけ離れていました。
たまにセミナーをやってもそれだけで生活できるような収入には程遠い。本や月刊誌への投稿もそう。
では本業と定めている技術コンサルはというとあるときから全く依頼がない。
問い合わせすらなくなった。

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