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自然農畑の記録⑤【初収穫!】
肥料を入れず、耕しもしない、
自然農畑1年目。
毎日通って愛情をかけ、声をかける。子育てのような、野菜育て。
子供の表情やしぐさのように、毎日違うから面白い。
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垂直立てのジャガイモ。
最初は、全く調子が良くなかった。ひょろひょろの芽が出てきて、葉っぱがまたたく間に穴だらけ。なんでかなー、やっぱり土が肥えてないからかなーって漠然と思ってたら、博士が「ニジュウヤホシテントウがたくさんいますね」と。
「え?!いる?!
いないと思うんだけど、、、」
すぐさま畑へ。
「いるいる!!めちゃくちゃいる!!」
こんなにいるのに、なぜ見えてなかったのか?!我が目を疑った。見ようとしないと見えないもんだ、と思い知った。
それから、取り憑かれたように、朝に夕に、ニジュウヤホシを潰すのに明け暮れ、そのおかげか、元気になってきた。垂直立てに縛って、さらに、葉っぱが生き生きしてきた。
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ネギも、初めはダメだった。なかなか根が活着せず、葉が黄色かった。でも、土寄せ2回して草マルチを多めに敷いてあげたら、こんなに元気になった。バレリーナのように、美しい立ち姿。
ネギは、ジャガイモとの相性がいいので、交互に植える。来年は、ジャガイモの畝にネギを、ネギの畝にジャガイモを。
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サツマイモやトマト、キュウリの合間に枝豆。小枝を置いておくと鳥よけになると言うので、やってみたら、ちゃんと鳥に見つからなかった!作戦成功!
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サンチュとケール。
一緒の畝に植えるのは、博士いわく、
“虫が迷うから”。
アブラナ科につきやすい虫が、キク科のおかげで、美味しいのどこ?ここどこ?となる姿を想像すると、笑えちゃう。
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初めての収穫!!!!
博士の言葉。
「畑は、子供たち、次の世代のためにやるのだよ。肥料や堆肥、農薬、トラクターなどで減ってしまった多様な菌や微生物たちを、あなたが10年かけて復活させて、子供たちが、楽に作物を育てて食べられるような畑を作ってあげるんだ。畑の借金をあなたが返してあげるのだよ。
だから、今は、自分が食べたい、と欲張っちゃダメだよ。」
と言われたけれど、、
やっぱり今食べられると嬉しい!!
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