戸隠登山
行ってきた。
戸隠神社奥社から入る、8時間くらいで牧場へ下ってくる周回コース。
とてもハードな山だった。
鎖場の連続な上に切り立ったナイフブリッジ(というらしい)を鎖無しで進む所もあり(蟻の塔渡りといい、距離20m幅20cmくらい、150mの絶壁)。。
だけど、戸隠山と九頭龍山を大好きになった。
今回、ずっと霧の中で景色は頂上近辺で僅かに見られただけ。
けれど、その霧である雲の流れが凄くて。
たくさんの龍たちが、思い思いに身を翻しているようなのです。
昇っていくのあり、横へ流れるのあり、
湧き起こっては流れていって。
見て感じているとドキドキする。
そして、最高のタイミングで太陽と霧のスクリーンを用意してくれました。
人生初のブロッケン現象に出逢いました🌈✨
あっ!と思ってポケットからiPhoneを出したけど間に合わなかった。その間僅か5秒くらいのホントにあっという間の出来事だった。
太陽が背中から 角度はほぼ水平で。
その先に霧のスクリーンがないと起こらない現象。
太陽が顔を出した事、目の前に霧がある事
立つ位置 etc
この絶妙なタイミングは神様からの贈り物としか思えない。
九頭龍山の頂上到着の直前でした。
そして、九頭龍山頂上でパートナーが音の波動の奉納をしたら、そこから空氣が変わりました。
こちらも思い返すとドキドキする。
チベットのシンキングボウル達とベルで
氣龍を捉えて龍達と共鳴しあっていた。
私は心がとても軽くなったのは、九頭龍さん達の愛を受け取らせてもらったからなのかな〜って改めて思う。
(パートナーはその後、体が重くなったらしく、重い法具を持って歩くのは大変そうだった。私の推測では、良い悪いでなく彼の今の身体のキャパを超えたエネルギーが来てくれたのかなと感じる。だんだんと馴染んでいくのだね)
聳え立つ岩壁のあの山に登れるなんて、下から見ていて大抵の人は思わないと思う。
けれど、だからこそそのままに、たぶん人との関わりを持ち始めてからのそのままの姿でいてくれている。
とても慈悲深い。
鎖が下がった垂直の壁の5mくらい上に、チラリと祠が見える。登山道の脇にあるから登る必要はない。
けれど神さま大好きな私は、どんな神さまがいらっしゃるのだろう♡と、ソワソワして登ってしまった。
そこには静かに微笑むかのような神さま方がいて下さった。
長い長い時をここでずっと静かに見守って下さっている。特にお姿を表さなくても。
たまに訪れる私のようなもの好きな人にだけその姿を見せて迎えてくれるのだろう、なんて少し特別感を自分に抱く(笑)。
ずっとずっと空と大氣と自然と周りの山々と。。
それらをここで楽しんでおられるのだろうなぁ。
下りも鎖場がいっぱい。
沢歩きに急な傾斜。
こちらを登るのでなくて良かったと思いながら、延々と歩いた。いえ、歩かせていただいた。
感謝しかない。
こんな大変な所もう二度と来ない、と思いながら下ったけれど、山でのあの時を今愛しく思い返す。
ありがとう。
追記
なんで山に行きたくなるのかな?
自分に聞いてみた。
答えは
山の神さまたちに逢いたいのと
小さい一歩一歩の積み重ねが
やがては点に見えてた目指す地点に辿り着ける
その不思議にびっくりするからなのかも。
一歩はほんとに小さいのに
私のこの足のその積み重ねで
遠くに見えてたあの尾根の向こうへでも
ちゃんと行きたい所へ連れて行ってくれる。
すごいな。
ありがたいな。
なんか不思議だな。
(生きてるってすごいな)
そんな事をいつも感じる。
生きてるってすごいね。
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