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カッテ2エッセイ 2024 1/19 「別れの季節の3月に向かっているぜ」


今日は仕事でした。なぜか4時過ぎに目が覚めて、一度寝たけど4時10分にまた起きて読書したり30分マラソンしたり、お弁当を作ったり。ちょっとした朝活をして仕事へ。


が、到着して早々、色んな業務が舞い込んでてんてこまい。夜勤さんがかなり忙しそうで手伝う。もう日勤の時間だからと引き継いだけど、それでも11時くらいまで残業していた。お疲れさんでした。疲れているのに「手伝ってくれて本当にありがとう」と言われ、今日の活力を貰う。お互い様だぜ!


が、午後もこの忙しさを引きずりまくる。しょうがない。頑張るだけです。そして悲しい気づき。3月に2人辞めると風の噂で聞いた。看護師は入れ替わりが激しいのでガンガン人は辞めていきます。が、その辞めていくであろう人がわかってしまった。


今月も来月も休みが多い。有休消化というやつですね。そしてその人がすんごくいい人。私の元気の源のような人。いつでも同じ笑顔に感情。優しい。お茶目。なのでその人と勤務が同じだと嬉しかった。こんな人でありたいと思っていた。が、恐らくその私の推しが辞めてしまう。直接、聞く勇気はまだないけど今日、他の同僚の人と話しているのを聞いてほぼ核心に変わった。


ショックだなぁ。でも仕方ない。これが仕事や。そして看護師という仕事は誰が辞めても替えが効く。今まで重鎮たちが辞めていくのを見てきたけど、数週間で慣れる。そんなもんだ。


だから替えが効かないクリエイティブな職種に就いている人に憧れる。その人にしかできない仕事。いいなぁ。その人にしかできない看護。とはあまり言われない。あるかもしれないけど、あまりない。でも、このくらいの仕事の方がちょうどいいのかな。と思うことにしておきます。


今日はどうしても帰りにミスドでゴディバとコラボしているドーナツが食べたいなぁと思っていて、まぁ売ってないやろ!と思ったら売っていて2個購入。2個は身体に重いよなぁ。38歳だぜ。とか思いながら家に帰り秒で食べる。


あっついカフェオレが飲みたくて、水筒に注ぐ。これが一番熱が持つ。コップに注ぐとすぐに冷める。でも水筒は魔法瓶なので最強です。本当に魔法のように温かいし冷たいまま。最近気づいたこと。意外に温かいものが冷めるとテンション爆下がる。


でも水筒はいつまでも下がらない。ありがとう。象印先生!とドーナツを食べなが村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読む。急にドーナツを食べていて読みたくなって本棚から取り出した。


春樹さんはダンキンドーナツが好きで、よくエッセイにも出てくる。そのせいもあってわぁ村上さんの小説読みたい!となってしまった。5回以上は読んでいると思う。25歳に読んだ時の感想が本の巻末に書いてある。


これ、おすすめです。私は大好きな小説の巻末には自分が今、悩んでいることとか思っていることを書いている。25歳の時はまだ看護学生で実技が上手くいかないとか。浣腸の実技の試験で浣腸の液が先生に飛んでしまったとか書いてある。もう、今は浣腸液なんて使わないけど、うちの学校はかなり古かったので道具も昔のを使ったりしていた。


っていうか浣腸の液を先生に飛ばしたとかアホですねー。普通にやばい。私は昔から超絶不器用で実技の試験は何度も何度もやって、それでもよく失敗して不合格になっていた。まぁ看護師になって思うことは慣れれば失敗なんてしなくなる。ということです。看護学生の時の失敗なんてゴマ塩みたいなものやな。って春樹さんの小説を読みながら思い出す。


そして読むたびに必ず、自分の心に引っかかる文章がある。年齢や季節。その時の自分の感情によって読み方が変わる。だからいい。


3月までは推しと楽しく仕事ができるよう自分も頑張ろう。


おやすみなさい。

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