カッテ2エッセイ 2023 6/17


今日は夜勤明け。


基本、夜勤明けの日は11時くらいには帰って、数時間眠り、起きて、また朝まで眠る。そんな感じです。



が、家族の対応についてあることがありまして。明けで師長さんから「そこまで関わるのは看護師の仕事じゃない。医師の範囲。その線引きはちゃんとして」と言われ、最も過ぎて家に帰る途中に叫び過ぎてしまいそうになる。



仕事をするって社会の理不尽さと自分の不甲斐なさを経験することのような気がする。



基本、看護師は人との仕事が多いのでどうしたって同僚、上司、患者さんから何かを言われ、自分も言うことになる。



ということはもちろんマイナスなことも理不尽だなって思うこともあるわけで。その時に自分がどう対処するか。そして自分が言う側にならないように気をつけなければいけないわけで。



数ヶ月に一度は理不尽さんありがとう。どうしようかな。問題が勃発する私。人生、勉強ですね。



ちなみに何か自分が理不尽だなって思うことに対しては徹底的にちゃんと考えて、それが本当に理不尽なのか分析します。




それが客観的にわからない時は母に相談したりします。そして更に考える。やはりどうしたっておかしい時は「うむむむ」と唸り、その人から少しだけ本人にはわからないように距離をとる。



流石に私も普段通りに接するけど、距離はなんとなく取る。自分からはいかない。時間と距離が解決してくれることって大きい。




そして。自分が不甲斐ない、バカヤロウなことをした時。謝り、猛省し、家で叫び、ドアラの癒しの動画を見て、二度と同じことを繰り返さない。




今回は私の家族対応の関わり方が間違っていた。ごめんなさい。猛省です。「時間よ戻れ」って感じです。深入りしちゃいけません。してもいいけど、やり方を間違ってはいけません。




家に帰る途中、マジで小さい声で「あー!!」と言いながら帰りました。不審者にならない程度に。こんな時はちゃんとご飯を食べます。



普段は胃に負担がかかるし、すぐに寝るのであまり沢山食べずに寝ることも多いのですが、今日は自分の不甲斐なさでマジで泣きそうなので食事さんに助けを求めるべくスーパーへ行きます。



鶏肉8本くらい入っているやつとアジフライの西京焼きをゲット。絶対に家で作らないやつ。買い物をしながらマジで後悔。なんであんなことをしたんだろう?言ったんだろう?やり過ぎたんだろう?



別に家族からのクレームとかではなくて、本当にただ単に自分が出過ぎた真似をしたということだけ。でもそんな自分が不甲斐なくて泣きそうになる。




アイスも買おうと思ったけどなぜかやめる。でもこれは後になって後悔します。




とりあえず、眠る。の前に11時になったのでラジオの「アッコのいいかげんに1000回」を聞いたらナイティナインがゲスト!やったー!と思い聴きながら寝落ち。




そして15時半頃に目が覚める。まだ後悔蓄積。全然、やばちん。



ということでこんな時はコンビニで甘いアイスでも買って、大好きなTOKYO  FMの「スナックラジオ」とTBSラジオの「あったかタイム」でも聞いて、明日のハーフマラソンに備えようと思います。




フルマラソンだと練習も大変なのでハーフマラソンをしてみようと申込み。が、最近雨ばかりで全然走れていいないのに明日、20km走ります。



足が壊れると思います。大丈夫かな。走れるかな?無理だけはしない。ダメだったら棄権します。明日は暑いそうなので。



あと、今まで婚活頑張るみたいなことを度々、書いてきましたが明後日に結婚相談所の担当の人が変わったので改めて面談をしに行きます。



喝を自分に入れるためにも面談して、本腰を入れようと思います。ずーっとこればかり言っいますが全く何もしていません。あかんやつです。



これを書いているうちにマジでアイスが食べたくなりました。寝癖がひどいので帽子を被り、コンビニまでチャリで走ってアイスをゲット。



そして今はアイスを食べながら「スナックラジオ」を聞いています。




食べてから思いました。アイスを食べたいって思って買ってる瞬間が一番幸せだったのかもしれない。なんてね。



ちなみに今週は映画dayでした。私は映画館が多いという理由で東京に住んでいると言っても過言ではない。笑



どこかに移住したいと思ったら必ず映画館の有無を調べるし、離島で暮らしていたときは映画館がなくて絶望したし、本屋さんはあったけど自分が好きなズドンとくる本屋さんがなくて泣きそうだった。




なんかあるじゃないですか。この本屋さんの品揃え好きやなぁみたいな。そんな本屋さんが近所にある日常は最高に幸せですね。



住む環境を変えると自分が何が好きか明確になるのがいい。



そう、映画の話です。たまたま今週の水曜日が休みだったので映画館へ。水曜日は映画が安い。でも最近、料金が値上がりして水曜日なのに1300円もする・・・・。まぁしょうがない。



母親が宗教にハマる荻上直子監督の「波紋」と岡田准一さんと綾野剛さん主演の「最後まで行く」これは藤井道人監督の作品。




全然関係ないですけど「道人」って名前かっこいいですよね。私は映画のエンドロールを見るときに必ず自分の心に刺さる名前の人っていないかなぁって思いながら見ています。



自分が改名するとしたらどんな名前がいいかなとか。子どもいないけど、もしいたらどんな名前がいいかなって必ずエンドロールで考えてしまう。



「波紋」は予告で絶対に観たいと思っていた作品。やはり面白かった。人って何か衝撃的なことをあると何かに頼りたくなる。すがりたくなる。助けを求めたくなる。




そしてその出来事が起こった時に自分がどう対処するかなんてマジでなってみないとわからない。「自分だったら新興宗教にハマらない」なんて絶対に言えないなって思った。いつでもあちら側に行けてしまう。




あちら側に行くことがいけないことじゃない。ただそれを人に強要するのはダメだと思う。もし自分の家族がハマったら私は距離を置く。そんなことを思った。




でも本当に距離なんて置けるのかな?本当に宗教っていけないことなのかな?救われている人がいるから宗教は大事だと思う。でもじゃあ自分は・・・・って話で。



宗教にハマったお母さんが一番の被害者。夫が出て行った。それから崩壊が始まった。自分の考えなんて脆いんだなって思った。そんなことを考えながら、おにぎりを食べて20分後の「最後まで行く」を鑑賞。




私は映画は一日に3本までならいける。「最後までは行く」は、えー!!どうなるんや?と思いながらそのまま終わってしまった。終わりかい!!って感じ。




あれは?これは?解決したのかいな?という感じ。でもその解決しない感じもいい。アクションもあって、爆弾もあって、ハラハラドキドキ。エンタメ映画だった。人は人によって救われるんだなぁって思った。



最後はどうなったんだろう?と思いモヤモヤする感じがある。こんな時は2人組くらいで映画の感想を言い合っている人たちの話にそっと耳を傾けるヤバい奴に変身。



うんうん。やっぱりそこって解決してないですよね?最後ってどうなったと思います?みたいに心の中で会話する。あー。やっぱりそうですよね?みたいな。




こんな時に友達と観ていたらと思うけど、今までほとんど友達と映画を観に行ったことがない。笑




そして翌日の木曜日。「エゴイスト」を観に行く。これも予告を観て絶対に面白いって思った映画。ずーっと観たくてでも日程合わず。



日勤だったけど始まりが20時50分。木曜日が映画の終映日なので観に行きます。新宿と渋谷は映画館の聖地であると私は思っている。何かあればいつもそこの2拠点へ行ってます。



この日は新宿。テアトル新宿へ向かいます。私はTGCカードを持っていてヒューマントラスト系の映画は火曜、木曜日はなんと1100円で観られる。アメージング。



しかもあまり大きな映画館ではやっていない映画をロングランで上映してくれたりしているので大好き。



時間があったので紀伊國屋新宿へ行く。本屋の聖地。新しく改装されてよりすんごい量の本がある。最高。いつかこの本屋の近くのホテルに宿泊して、ただただ本を読むためだけにホテルに泊まりたい。



読みたい本がなくなったら紀伊國屋へ行く。みたいな。泊まる前に本を数冊、紀伊國屋で買ってホテルで読み、また読了したら買いに行く。したいなぁ。そんなこと。



っていつも来るたびに沢山の本に囲まれながら思う。新宿ってすごいですね。



ここでは1時間半くらい散策した挙句、ずーっと買おうと思って買ってなかった
「北欧こじらせ日記」と「マイフィインランドルーティーン」を。今、一番行きたい国はフィンランド。




北欧へは行ったことがなくて、惹かれている。この作者のchikaさんは現在、フィンランドで寿司職人として働いている。それだけでもアメージング。




いつかフィンランドへ行ってchikaさんに会いたいと思うくらいにバイタリティに溢れている。その本たちをゲットして映画館へ。




「エゴイスト」マジでよかった。人って誰かをどれだけ大切に想ったかで人生の深さというか、生まれてきてよかった感が増す気がする。




その記憶がその人の人生を豊かにするんだと思う。なんでもいい。人でも動物でもドアラでも。その想う気持ちの記憶で救われることが沢山ある。もちろん傷つき、苦しむことも多い。でもやはり・・・・。




性描写が多いけど、それ以上に人との関係性や想い慕う気持ちの愛情深さが凄くて涙が出た。



カメラワークもブレるところが多くて、すごく役者さんを近くで感じられてそれもよかった。自分の横で話してくれている感じ。終映日のギリギリで観られてマジでよかった。



泣き過ぎて、色々と考えさせらることが多くて。新宿の雑踏と街の声がうるさ過ぎてAir Podsのノイズキャンセリングに助けられた。




素晴らしかった。役者さんってすごい。そんなことを思った木曜日。




もう明日ハーフマラソンを走るので寝ます。おやすみなさい。



今日の一句
不甲斐なさ 叫ぶ昼間に 自分嫌い アイスとラジオ 癒せ私を

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