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知らずに失っていたもの

貧困と体裁の狭間で、生きるうちに

失くしてしまったもの


裸眼

理性

ルール

礼儀

人の路


そして、愛


感情は、なくなり

笑うも、哀想

責任転換連発は、

知らずに

重い心を構築していた


引き裂いた体

それが、正義だと思い込み

嘆く声、途方に暮れる涙

うんざりな過去は

できれば、見たくなかった


が、今

それらにふれたとき


不安や恐怖

エゴたちが騒ぐに任せた

自分が観えてきた


そして、静かに内観が始まった


湧いてくる感情や思考を

逆らわずに

ただ、漂っていた自分を観ていた


なんのために?

失ったものたちを、取り戻すために。


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