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手帳が続かない人へ。18年使ってわかった「ちょうどいい」の見つけ方

ドラマがいいところだったり、趣味の編み物に夢中だったりして、トイレに行くのがめんどくさいなあ…。自分以外の人にお願いできたらいいのにな。

とまあ、それくらい私はめんどくさがりだ。

それでも「手帳を書かなきゃ」と義務感を抱くことはなく、18年間手帳を使い続けている。

私が継続できた理由は、書くハードルを下げて、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけられたから。

今回のnoteでは、「手帳が続かない…」とお悩みの方に向けて、楽しく使っているだけで継続できる方法をお伝えします。


手帳のハードルを下げる3つの方法

手帳が続かない理由って、案外「自分でハードルを上げているから」だったりする。

そもそも「毎日欠かさず書く」とか、「1ページびっしり埋める」なんてルールはない。

たとえば、週に1度の振り返りでも、自分で「OK!」って思えたら、それで十分。

以上を踏まえた上で、ここから紹介する、手帳のハードルの下げ方を参考にしてくれたらうれしいな。

1.ピクニック気分で持ち歩く

出かけるときだけじゃなくて、家にいるときも、ミニバッグに手帳を入れてダイニングテーブルや作業用デスク、枕元などに持ち歩こう。

常に手の届くところに手帳があれば、書き込むタイミングを逃しにくくなるはず。

たとえば、仕事のスケジュールの連絡があったり、LINEでのやりとりのなかでランチの日程が決まったりしたら、すぐにマンスリーページに記入できる。

それに、SNSを眺めていて読みたい本が見つかったときも、手帳のフリーページに即メモできて便利!

「手帳時間を確保できなくて続かない」って人には、ぜひ試してほしいな。

ちなみに私は、輸入雑貨店で買った小ぶりなバスケットに、以下のアイテムを入れて持ち歩いている。

・手帳
・スマホ
・ノート
・ペンケース
・目薬
・リップクリーム
・電子書籍リーダー

結局、手帳に限らず、使いたいときにすぐ使えるのが一番大事。

せっかくなら、ポンと置くだけでインテリアにもなる、おしゃれなデザインのミニバッグやバスケットを選ぶのがオススメ。

何だかんだ見た目って、続けるモチベーションに直結するからさ。

2.便利な文具に頼る

手帳をきれいに書きたい気持ちが強くて、続けるハードルが上がっている場合は、かわいくて便利な文房具を頼っちゃえばいい。

自分の字に自信がなくても、気にならなくなるはず。


手帳を書くモチベーションにつながる文具は以下を参考にしてみてね。

■シートシール

シートシールを使えば、レイアウトにこだわらなくても、貼るだけでセンスのいいデコレーションができるよ。100均にもおしゃれなデザインがたくさんあるから、気軽に取り入れてみてね。

■デコレーションテープ

デコレーションテープ「デコラッシュ」は、修正テープとマスキングテープが合体したようなアイテム。スケジュールシールのように、ワンポントとして使ってもいいし、マステ感覚でライン使いもできる優れものです。

■ボールペン

手帳を書くときに欠かせないボールペンは、書きやすさだけでなく見た目も重要!私が愛用しているのは「ユニボール ワン P」。丸みのあるフォルムがかわいくて、「手帳書きたい!」って思わせてくれるお気に入りです。


手帳って、人に見せなくてもいいし、きれいに書く必要はないのだけれど、やっぱり見た目にはこだわりたいもの。

便利アイテムで手帳の中身をかわいくできたら、ページを開くのが楽しみになるし、自然にモチベーションもアップするよ。

3.デコの色選びは占いを参考にする

手帳デコの色選びに悩むときは、占いのラッキーカラーを取り入れてみるといいかも。

私は、「週刊しいたけ占い」をチェックして、オススメされている2色をベースにデコレーションしているよ。何色で統一しようか自分で考えなくていいからラクだし、運気も上がりそう。

何色系のデコにしようかなと迷ったときは、占いのラッキーカラーを取り入れてみてね!

がんばって続けなくてもいい

最後に、考えてみてほしいことがある。

手帳ってさ、そもそも頑張って続けなきゃいけないものなのかな。

手帳は、食事や水分みたいに、生きていくために欠かせないものではない。

きっと、手帳を書く目的としては「手帳を活用して、もっと毎日を充実させたい」みたいな、ふんわり優しい感じだと思う。

だから手を抜いてもいいし、しんどくなったらお休みしたり、スマホアプリを使ったりしたっていい。自分が楽しみながら、使えるときに使うことが大事だと思う。

私だって、18年間手帳を使っているといっても、びっしり文字を書き込む日ばかりではない。

ただ予定を記入するだけだったり、「疲れた~」ってミミズみたいな文字で、一言だけ残しているだけだったりするのことも結構ある。

それが、ありのままの記録なんだから、それはそれでいいんじゃないかな。

まずは、自分なりの「ちょうどいい」を見つけてみてね。




あとがき

高校1年生のとき、絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」の手帳を愛用していた。

幼い頃、ホットケーキが焼けるまでの工程が細かく描かれた見開きページに、何度もわくわくしたっけ。

そんな記憶があったからか、絵本を読む年齢じゃなくなっても心惹かれた。

学校に持って行って、行事や部活の予定を書き込んだ。宿題とかテストの範囲を記入するのさえも、お気に入りの手帳だったからか、楽しかったな。

現在愛用している手帳は「ほぼ日 HON」です。イギリス生まれのテキスタイルブランド「LIBERTY FABRICS」とのコラボで、「Paysanne Blossom」の柄にひとめぼれしました。

一見花柄みたいだけど、近くで見るとイチゴもちりばめられているの。くすみのないパステルカラーも好みで、手に取るたびに気分が上がる!

毎年使うデザインやフォーマットが変わっても、「とっておきを選ぶ」ということだけは、どうやら18年間ずっと変わらないみたいです。




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春野なほ|エッセイスト・ライター
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