エッセイを始めるにあたり

 読書が好きな母は小さい頃から私に本を読ませた。


 読ませたというよりは母に連れられて図書館通いを続けているうちに絵本や紙芝居をから自然と小説なども読む様になっていた。児童書からスタートしたが小学生の真ん中あたりになると母が勧めたさくらももこさんのエッセイにハマり家にあるものから図書館に揃っているものまで隅々まで読んだ。

 中学生〜高校生になると吉本ばなな、山田詠美なども隅々まで読んだ。隅々まで読むのが好きなので自然と小説家の作品でもエッセイまで読むこととなる。


 大人になった現在、他の著名人のエッセイもいくつか読む様になって急に。私もエッセイ、書きたいな。と思うようになった。

 ブログではなく、だ・である調で、でも創作ではないもの。エッセイとは著名人が書くものであるのは百も承知で、一般人の私が誰も見ていないところでエッセイを書く。音楽に関しては人前でやることに固執していたが、何にもならないところにどんどん文字を重ねていくということをしてみたいと思った。急に。ああ、面白いこと書けたな、と思っても他人からしたら他人の多少ボリューミーな日記なのであり、本でもないから詰まった字たちは読みづらいだろうと想像がつく。正直私だったら興味がないね、知らん人の過去の話や気持ちなんかは。著名人だから人となりがある程度分かるし環境や登場するものもイメージしやすいものね。

 

 でも書くぞ。本は大好きだけれど書き物を自分でしてみようと思うなんて、と未だに驚いておりますが、たまに更新していきたいと思っています。

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