武器人間(字幕)を観ました。

アマゾンプライムにて。
モキュメンタリーやフェイクドキュメンタリー、POVと呼ばれる類いの手法の映画。登場人物の一人がカメラを回している体裁で物語が進行するため、臨場感や没入感がある。手ブレも多いので人によっては酔うかもしれないタイプの撮影方法。
この映画については結構ゴア表現がいかついので注意。
内容としては、ソ連の軍隊が聞いたことのない部隊からのSOSに応じて現場に向かうも、ナチスドイツの武器人間らに襲撃される話(すでに情報過多)。

まずSOSでとある教会に着くも修道女や一般人の黒焦げの死体がゴロゴロ転がってる。
教会内部は製造ラインらしき機械で埋め尽くされており、探索していく中で奇妙な人間のようなものを発見する。
全身が縫合された人間じみたものは、それだけでも不気味で恐ろしい外見だが両腕も刃物や鋭利なものにすげ替えられている。
その奇怪なものにリーダーが襲われて絶命したりなんなりしつつ、様々な機械人間に襲われて徐々に仲間が死んでいったりする、というお話。

以下感想。
とにかく機械人間の実用性皆無だがやたらとカッコいいデザインが素晴らしい。映画のトップビジュアルになっているモスキートのデザインの完成度はとてつもない。モスキートのコスプレをしている人もいたようで、それのクオリティもすごい。
両手が鎌になってたり頭がプロペラだったり万力みたいな挟む装置になっていたり、どいつもこいつも近接攻撃特化。両手を鎌にするくらいなら両手に銃持たせた方がよかろうと思うがそういう問題じゃないと思われる。多分。
割と社会的な話もしてた気がする。ちょっと前なので忘れた。社会主義者と共産主義者の右脳と左脳を頭に収めるシーンがある。結構グロかった。やたら生々しいのに「ちょっと左脳が大きいかな」とかいって武器人間を作ってるマッドサイエンティストが雑に脳切除してて頭悪かった。

モスキートもカッコいいけど個人的には一番最初に出てきたケロイダーという武器人間がとても好き。女性が演じているので妙に小柄なのが可愛らしい(可愛くはない)。ツイッターで調べてもケロイダー好きな人誰もいなさそう。至極当然。

おわり。

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