劇場版ドーラといっしょに大冒険(吹替)を観ました。

アマゾンプライムにて視聴。
同名アニメーション作品の実写版で、アニメは未視聴。アマゾンプライムを眺めていたらサジェストされたので視聴ことにした。

ドーラは冒険家の両親を持ち従兄弟のディエゴ、猿のブーツとペルーのジャングルで暮らしていた。
10年後、両親は探し続けてきたパラパタの遺跡の所在地を発見する。ドーラも同行を希望するが、より広い世界を知るべきとの両親の思いからドーラはロサンゼルスの高校に通うことになった。そして当時仲のよかったディエゴの家に下宿し高校生活を始めることとなる。
ジャングル育ちゆえに周囲から浮く言動をするドーラにディエゴは困惑しつつも、ドーラは高校で出会ったサミーやランディと親交を深めていく。
高校生活を順調に送るドーラだがそんな中両親との音信が途絶えてしまう。
ある日の課外授業で博物館を訪れた際、ドーラの両親の発見したパラパタの遺跡の財宝の略奪を目論む集団に略取され、ペルーに連行されてしまう。
幸いアレハンドロと名乗る両親の旧友に救出され、難を逃れるもアレハンドロから両親が行方不明であることを聞かされる。ドーラたちは両親の救出を目的に協力することになる。

おおよそこのようなあらすじで、その後パラパタに到達し遺跡の謎解きを解明したり財宝を発見したり、神の怒りか分からないが天変地異が起きたりと派手な展開で飽きることなく鑑賞することができた。

この手の古代遺跡や古代文明の発見や謎解きをするアドベンチャー作品は観ていて非常に楽しい気分になれる。アンチャーテッドやトゥームレイダー、インディージョーンズや、個人的に好きな映画でもあるナショナルトレジャーなど日常の世界から一気に非日常の冒険に飛び出す感じが非常に好きだ。
上記の作品群ではほぼほぼ人死が出るのだが、ドーラでは誰も死なない。敵対する集団も含めてだ。この作品が子供向けアニメが原作であることが要因だろうが、登場人物が死亡しないだけで暗い気持ちにならずに済む。
またストーリー展開も簡潔でサクサクと進んでいく。かといって早足すぎることもなくちゃんと映画体験として楽しむことができた。
下手に事前情報を仕入れていたら子供向けかと視聴をしていなかったと思うので、一見した印象で飛び込んでみるのも新たな発見に繋がるかもしれない。

未知の古代文明は現実にも存在するのだろうが、侵入者を拒むようなトラップも謎解きも実際にありはしない。それでも古代文明ならばあるいは、という期待や幻想を可視化してくれるものが、こういった冒険ものの魅力だと思う。
かつての実在していた冒険家や探検家も、映画やゲームのような古代文明、古代遺跡を追い求めて冒険を続けていたのだろうか。
多くの場所が踏破された現代でまだ見ぬ遺跡がどこかで眠っているのかもしれない。
ラスコー洞窟も地元の少年が偶然にも発見したのだ。そうした世紀の発見が見れる日を心待ちにしている。

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