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四度目の閉鎖病棟

23歳頃です。前回の脱走から1年程経った頃だったような気がします。

低体重や過食嘔吐に疲れてしまい、体力的にも日常生活がままならなくなってしまったので、当時大好きだった坂口憲二のイベントを諦めて強く入院を望みました。

幸い内科的には問題がなく、今回は閉鎖病棟からのスタートになりました。

一日目から後悔をしたのを覚えています。

・前回より患者が多い
・悪口陰口、仲間はずれ、無意味な話し合い
・担当医は同じなので、更に厳重管理
・同室の子との相性が悪い

相変わらずケースワーカーも主治医も
私の辛さや症状を聞いてくることも無く、二週間に1度無意味な診察だけが続きました。

この時も、前回と同じ手口で脱走しようと思ってましたが、中庭に出ることも2ヶ月間許されないままでしたので、途中から絶望的になり、諦めました。

結果的には4ヶ月弱の入院生活を送りましたが、個人的には、摂食障害において閉鎖病棟へ入院というのは無意味なものだと感じます。
ただ、”3食食べて体重が増えれば良し”といった感じだったので、自分自身も親も根本的な原因や辛さには気づくことはありませんでした。

この時の入院生活では、かなり人間関係に悩みました。そして、もちろんフルネームがバレていますし退院した後にも繋がっている子がいた私は、退院後もしばらくその人間関係に苦しめられることになりました。

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