記事一覧
#13 だから頑張れる
いつものように、私は聞いて欲しいことがあると、友人Hの家に行きとにかく喋りまくる。
友人Hは、梅干し用のもみしそを混ぜながら話を聞いてくれている。そしていつもさりげなく引き出しから美味しいものを素敵なお皿に乗せて、美味しいお茶を淹れてくれる。「このお菓子食べてみて」それは見ただけで美味しそうな可愛らしい花の形のパイ。真ん中にはクリームがちょこんと乗っかっている。なかなか開かない切り口をハサミでチョ
#10 膝の上の一番座りやすいところ
仕事柄、絵本の読み聞かせをする機会がよくあり、普通に見やすい高さで絵本を持って読み始める時もあれば、膝の上にちょこんと座りに来て、読み始めることもあったり。みんな持ってくる本は違うのだけど持ってくる本は定番のものがあるらしい。あるときは「ぴよちゃんのかくれんぼ」だったり「おもちゃのチャチャチャ」だったり、「大きなかぶ」だったり。昨日も一昨日も読んだであろう絵本を読むのだけど、きっと昨日と今日で感じ
もっとみる#8 愛しのザッバーン
出会いは20代半ば。普通10代で始めたりするのがありがちだとしたら、かじり出しはちょっと遅め。
その頃の私は完全週休2日制のOLで、土日は思い切り遊びに遊びまくっていた。夜は毎週末クラブに繰り出し、ガンガンの音楽が流れる中で身体を揺らし、前々からやってみたかったボディボードとやらをするために、同じ会社の友人とウェットスーツをオーダーし、そのショップの店長に連れていってもらったのが伊勢国府の浜だった
#4 さかなクンのお母さん
先日、ネットでさかなクンのお母さんの子育てにつつの記事を読んだ。目から鱗が落ちたような、ハッとさせられる事がいくつか。
さかなクンは一時期“タコ”にどハマりしていて図鑑のタコの頁を読み耽ってはタコの絵を描き続け、寝ても覚めてもタコのことで頭がいっぱい。夕食は毎日のようにタコをリクエスト。それでもお母さんはイヤな顔ひとつせず、お刺身、煮込み、酢の物など味付けを変えて、1ケ月ほども毎日タコ料理を作り続
#2 ある雨の日曜日に
お昼は友人たっての希望でイロイロさんへ。たまさよちゃんの心の込もったランチを丁寧にいただく。
胃袋喜び心満たされ席を立つ。お会計時、学校でも家でも頭を悩ませている息子の事を好きと言ってくれる一言に励まされながら店を後にする。引き続き友人宅でゆるりとお茶をいただく。
紅茶と共に出てきた一目で嬉しくなるデザート。綺麗な長方形のクレープ。上には断面の薄ピンクが美しい苺達、その隣には生クリームも。口に入れ
#1 日曜音楽ギター部、屋外へ
いつもの練習場所から眺めていた桜が、今、まさに満開。満開の花は桜桃らしく、音楽ギター部はテーブルやら椅子やらをせっせ、せっせと運んで外に場所を移す。空の青さがほうじ茶ラテみたいに濃ゆすぎる。青と薄桃色と草色が目に飛び込んでくる。
春っていいな。
昨日お誕生日だったので、今日は皆でお祝い。
リスナーさんからのあたたかいメッセージに、じんときて、先週やぎやさんで歌った「1000のヤギ」を皆で弾く。この