チームメンバーは夫婦2人じゃなくてもいい #両立チーム育児
第一希望の保育園から姉弟一緒に内定が出ました。
いよいよ職場復帰に向けてのカウントダウンスタート!
一人目の復職は娘が10ヶ月の時。
12月に娘を出産し、当たり前のように0歳の4月を見送ってしまい「1歳の4月だと厳しいですね~」という区役所の保育課からの言葉にビビっていた私は、当時通っていたベビーヨガのクラスで「今年できた無認可保育園にまだ空きがあって入れたんですよ!」というママ友からの情報に飛びつき、その場で電話をして10月入園を決めました。
時間外労働免除制度を使って復帰して9:00-18:00で働き、仕事内容は産前と変わらないのに給料だけ下がった状況に納得がいかず、半年で産前と同じ勤務体系に戻しました。20:30まで当日延長ができる認証保育園に転園して、残業も出張も引き受け、娘が熱を出したら夫婦で交代で休み、最終手段で義母召喚。平日は料理をせず、お弁当やお惣菜、近所の行きつけの餃子屋さんで乗り切っていた。思い返せば気合だけで回していたワークスタイルだったと思います。
幸い家族全員身体が丈夫で、2回目の産休に入るまで感染症にはほぼかからず、娘も保育園大好きでイヤイヤ期もほぼなしという性格に救われていました。
ベビーシッター、ファミリーサポート、病児保育、家事代行サービス、色々調べたり登録はしていたものの、使ったことがないゆえに最初の一歩が踏み出せず「夫婦間で協力して何とかすればいいか!」となっていました。
そして爆速で働くうちに2人目を授かり、産休育休中に次の復職について考える際に「このままではいかん」と両立体制について夫婦で何度も話し合いました。
産後引っ越しをしたことで、区の保育園情報や子育て支援情報がリセットされたのでそこをかき集めるところから始まり、今回は育休中から様々な両立サポートを試しています。
育休中に始めたママボランの両立支援サポートでベビーシッターを選び、最寄り駅のサポーターさんと出会い、初めて第三者を家庭に迎え入れ束の間の育児を手放してみました。
私は一人で思いっきり仕事に集中できる達成感を味わい、息子は普段私がやってあげられていない絵本の読み聞かせや、うつ伏せの練習、色んなおもちゃでの遊びをシッターさんにしてもらい大喜び、お昼寝中は山積みになっていた洗濯物がたたまれ、シンクの食器が片付いていました・・・。
ファミリーサポートも2人マッチングして、2週間に1回のペースで数時間来てもらい息子を見てもらっています。ファミサポさんのことを覚えているようで、顔を見ると笑顔で喜び、毎回とても楽しそうです。復職後は週1で定期利用して、保育園のお迎えからご飯までをお願いすることで夫婦のバッファーデーを作ろうと夫とも相談しています。
少しずつ、でも確実に、わが家は変化しています。
家事育児タスクを夫婦だけで抱え込むのをやめて、第三者を巻き込み、風通しの良いチーム育児を実現しようとしています。
「育休中は育児に専念するべき」「家事育児は母親の役割」
そんな古臭い固定概念こそは持っていないが、今まで夫婦間で何でも解決してきたわが家にとって「家事育児を第三者に頼ること」のハードルは大きかったように思います。
「第三者に子どもを預けてまでやらなければいけない仕事があるのか?」「お金を払ってまで家事や育児を外注する必要があるのか?」そんな自問自答を繰り返していました。でも上記の質問に対してNOを出せば、それは「私(または夫)がやればいいか」という少なからず時間や労力の自己犠牲を払うことになります。
そんな私の思い込みや小さくも根強い罪悪感を乗り越えるきっかけになったのが、子育て家庭の両立・共育支援サービスを展開しているエスキャリア・ライフエージェンシーの城さんとの出会いでした。
育児に第三者の関わりを取り入れる「チーム育児」を実践することで、ママたちがとらわれている家事育児における「こうあるべき」という思い込みや罪悪感を手放し、自分自身の固定概念を超えるサポートをする。
そんな想いで、子育て家庭に管理栄養士が入り、子どもと一緒に料理をすることで子どもの自信や自己肯定感を育み、ママたちには作り置きをすることで家事負担を減らすエスキッチンというサービスを運営されています。
城さんの想いやエスキッチンの理念で一番私の固定概念を覆したのが「育児に第三者を巻き込むことが子どもにとっても良い影響がある」ということ。
私は心のどこかで「第三者に子どもを預けること」に罪悪感を感じ、「第三者に家事を託すこと」に劣等感を感じていたのかもしれません。でも、子どもたちが親以外の大人と関わり愛されることで子どもの自信や自己肯定感が育まれ、視野が広がり、学びも増えるだけでなく、自分たち以外にも子どもを見守ってくれる大人がいるということは私たち親にとっての安心感にも繋がります。
苦手な家事を第三者に頼ることで、私の心の余裕が生まれて子どもたちと穏やかな気持ちで接することができるようになりましたし、これから取り入れようと思っているシルバーさんへの掃除のアウトソーシングでは、子どもも一緒に掃除をすることでその習慣を学んだり、親以外の大人との関わりを楽しんでほしいと思っています。
そんな城さんとの出会いから始まった #両立チーム育児 プロジェクト。
私と同じように悩んでいるママたちが、自身の固定概念を超えてそれぞれの両立の形に向けたチーム育児構築に取り組む過程を発信していくプロジェクトです。
年明けからFacebookグループでのオンラインコミュニティをスタートして、1ヶ月間様々なテーマでディスカッションをした後に、メンバー全員集合してのキックオフを行いました!
スペシャルゲストに駆けつけてくださったのは、NPO法人ファザーリングジャパン理事の林田香織さん。先月、ワーキングマザーの会全国ネットワークの勉強会で初めてお会いして、林田さんの提案する「チームわが家」の概念に心揺さぶられまくったので、今回その概念はもちろん、どうやってチームを作るのかという部分まで詳しくお話頂き感無量!ますますファンになりました。
▼林田さんの日経DUALでの「チームわが家でいこう!」連載は色んなケースがとても分かりやすくて面白いのでぜひ読んでみてください。
▼城さんとの対談はこちら
学びと気付きが多すぎたキックオフのレポートは、また次の記事にまとめます!
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