本当の私?

私が中高生のときに悩んでいたこと
自分の本音を話すと、意識高い系だと思われてしまうこと。

早寝早起きが当たり前で、12時を過ぎて寝ることなんか大晦日ぐらい。
友達には夜が弱いと言っていた(あながち間違いではない)けど、実際は夜に何かをやろうとしても頭が働かなくて非効率的だったから。
それより朝早く起きてやった方がいいやんって思ってたから。
休日になると10時、11時ぐらいに起きるってみんなが言うけど、それも信じられなかった。
2度寝もあまり共感できなかった。だって、その寝てる時間めっちゃ無駄じゃない?そんなに寝てたら一日何もできひんやん!!って。それが本音。

でもそんなことを正直に言えた友達はいなかった。
あまりに自分の考え・生活スタイルが友達とは違ったから、気づいたときには本音を隠してとりあえず周りに合わせておく(ただ、百歩譲っても共感できなかったから、大体は軽く流していた)人になっていた。
本音を隠して生きてきたから、気づいたら、どこかミステリアスな子になってた。そして自分も自分がわからなかった。

本当は、テレビとかの話よりも将来の話がしたかった。
本当は、将来何がしたいんだろう、何のために生きているんだろう。
そういう深い話がしたかった。でも、できなかった。

だからといって、みんなに合わせてテレビを見たり、同じ音楽を聴いたり、そこまですることはなくて。共感できないことは軽く流して。
今思えば、わざと不思議ちゃんを演じて生きてきたのかも。

「まじめだね」って言われるのが怖くて、自分からそういう話をすればよかったのにできなかった。
だから、ずっとそういう話ができる場所を探していた。実は。

自分があまりにも周りと違って、なんだか分かり合えないな、私っておかしいのかなって思ってた。高校生の途中ぐらいからはもう割り切っていたけど、自分の本音を同じ次元で語れる人がいないのは正直つらかった。
なんで日本では「意識高い系」って揶揄されるんだろうって。

でも、自分が「意識高い系」だって認識されるのが怖くて、みんなと同じ・多数派になろうとしていた弱い自分がいたのも事実。
結局少数派になることができなかったっていうこと。
案外みんなは気にしてないかもしれないのに、自分が過剰に気にして、自分で自分を閉じ込めていた。


でもね、そんな私も変わりました。本当の自分に気づきました。

自分を隠さずに、自分の本音を語れる、自分と本気で向き合える場所を見つけました。
まあ、まだまだ素直になりきれていないし、見えていないものがたくさんあるんですけどね(笑)

Haru.

-END-

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