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【カナダ留学】大学生で留学に来た一番の価値


私は現在カナダトロントで1年間の留学をしていて、現在7ヶ月ちょっとが経過しました。

このnoteの中でも、『人間として根本的に変われた部分がたくさんある』ことについて何度も触れてきたと思うんですが、それについて掘り下げたいと思います。



自分の自惚れや甘さに気づけたこと

まず私は日本にいた時、完全に自分に自惚れていました。

いわゆる文武両道な道を歩んできて、日本にいる時は褒められることが圧倒的に多かったです。

学生の仕事は学業だと言われ、だからこそ、勉強ができる人間が一番偉い、みたいな感覚が育っていました。

それがゆえに、学歴社会の日本で評価される軸でいい成果を残しただけなのに、
「人間として世の中で評価されるべき存在」
みたいな感覚が、気づかないうちに自分の中に育っていた気がします。

今振り返ると、仕事探しの途中や仕事をする中で、
雇っていただいて、働かせていただいている、
という感覚が足りなかったなという時がたくさんありました。


ここまで私が勉強やそのほかやりたいことに打ち込めて、その結果いろんなことを成し遂げてきたことは、
ひとえに周りの人のおかげでしかなくて、

受験勉強ひとつとっても、
塾代を払ってくれている親や祖父母、
勉強のルートを敷いてくれる学校の先生や塾の先生、
モチベが下がった時に一緒に頑張ってくれる友達、

そういう周りの人がいなければ、私はなにも成し遂げることはできなかったのに、

今まで自分が積み上げてきたことは全て自分の努力の成果みたいに、いつのまにか思ってしまっていました。


生きることの大変さを実感できたこと

勉強だったり行事だったり部活だったり、
そういういわゆる学生の青春に120%を注いできた私でしたが、

生活の基盤を整えてくれている周りの人の存在や、環境のありがたさについて、真剣に考えたことがありませんでした。

生活する家があること、
冷蔵庫には食べ物があること、
部屋やお風呂は気付けば掃除されていること、
お金が無くなれば支援してくれる人がいること、

それらは本当に当たり前のことじゃないし、

そういう生活の基盤が当たり前に整えられているからこそ、
さらにその上、勉強や部活やそういうことに取り組めている、

そういうことって、わかっているようで、当たり前すぎて本質的には全く理解できていませんでした。


いつも雨が降った時になんとなく思い出すシチュエーションがあるんですけど(笑)、

大学でダンスの練習して、雨降った時に、
私いっつもお母さんに電話して迎えにきてもらってたんですね(笑)

もちろんありがとうとはいつも伝えてたけど、そうやって困った時にすぐに気軽に誰かに助けを求められる環境は、本当に当たり前じゃないなって、こっちにきて日々実感しています。


日本の便利さ素晴らしさと同時に、平和ボケに気づいたこと

私は実家暮らしだったので、一人暮らしをしている子たちよりも、よっぽど甘い生活を送っていたと思います。

だけど、日本という括りで見ても、とてもありがたい環境だということに気付けました。

世界的に見て、こんなに便利で、安全で、"何があってもだれかが助けてくれる"っていう、なんとなく根底に安心感を感じれる国は、そうそうないと思います。

例えば、コンビニひとつとっても、24時間営業で、あんなに安くて品質の良いものが揃ってたり、
公共交通機関は時間通りに動くのが当たり前だったり、
1人で夜中出歩いても特にあまり危険はなかったり、

本当にいろいろ、凄すぎると思います。

それから、集団主義が根付いているので、
例えば仕事を失っても、生活保護を受けれたりとか(あんまり詳しくないので適当いってたらすみません)、なんかそういう、
どこまで行っても死にはしない
っていう感覚がある気がして、それって生きる上で、すっごい大きな安心感に繋がっていると思います。


そういう日本の便利さや安全さは本当に素晴らしいと思うんですけど、

それは当たり前ではないこと、
それを支えてくれている人や制度が裏にあることに、気づけていなかったなと思うし、気づけていない人は多いんじゃないかなと思います。

あるいみ平和ボケしている国だなと思います。

別にそんなことを考えずに、
便利🎶日本最高🎶
って生きるのも、全然ありだとは思うんですけど、

全ての裏には誰かの努力があるって思えることで、

なにか不測の事態が起こった時も、すぐイラッとしたり、不満をぶちまけるんじゃなくて、

なにかトラブルがあったんだろうなって、一歩下がって事態を俯瞰して見ることができると思うし、

そうすることで、自分の周りに、自分も相手もwinwinの関係を築いていけるんじゃないかなって思います。



平和ボケっていう観点から見ると、学生にいえることもたくさんあるとおもって、

平和すぎて、勉強の必要性を実感しづらく、身が入りづらい環境だなと感じました。

これは私がありがたすぎる生活環境で生きてきて怠けていたというのはあると思うんですけど、

犯罪も少ない、戦争も起こっていない、その上めちゃめちゃ便利な国で生きていて、

勉強する意味や必要性を感じづらかったり、
世の中に起こっているさまざまな国際問題について別世界の出来事のように感じてしまったり、

それが故に時間を無駄に使っている学生が多いと思います。


私の場合、
意味や必要性を理解できた時か、
単純に楽しい、ワクワクすると感じた時しか
全力投球できなくて(笑)

だから、好きな勉強とかは単純に面白いとおもってやったりとか、ダンスとかは大好きだから突き詰めたりとか、してたんですけど、

数学とか、嫌いだし、世の中に出て数学使うこととかないやろって思ってて(笑)勝手に言い訳つけて逃げてました。

なんかもうちょっと、視野を広げて、
数学ってなんで勉強するんだろうって考えれたら、変わってたかなあって思います笑



なんかそういうところから考えると、
良い大学に行くとかそういうんじゃなくて、
勉強する本当の意味を体感させてくれるような教育制度が整ったら、日本も変わるんじゃないかなって思ったり、

まあでも、海外の子たちのアウトプットすることに抵抗ないパーソナリティはすごく影響してると思うので、

なんかここらへんは考えすぎると沼なのでやめときます。笑


感謝すること、素直になること、誠実でいることが何よりも大切だということに気づいたこと


常に競争社会に置かれていたせいで、目の前のことで結果を出すことが一番大事みたいな感覚になってしまっていました。

受験で合格すること、テストでいい成績を取ること、部活で賞を取ること、就活頑張っていい会社に入ること、


でもそんなことより、まず、
周りに感謝すること、
素直になること、
誠実でいること、
が何よりも大切なことだと気づくことができました。

感謝は、するだけではなくしっかりと伝えることが大事だと気づき直し、

このnote自体も、感謝を形にすることの一つにしています。

それから、私は素直になるのがとっても苦手で、感情を表現したり、人に助けを求めることがとっても苦手です。笑

でもそれがいかに大切なことか、日々生活する中で感じています。

自分から人に対して壁を作らないように、むしろ壁を壊しに行く、そういうことを、めちゃめちゃ苦手なんですけど頑張ってます。


あとは、いろんなことに誠実でいること、

失敗しても誤魔化さない、素直に謝る、ルールを守る、

なんかそういう当たり前のことが、本当に恥ずかしながら、抜け落ちていた部分がたくさんありました。


でも正直この感謝を伝える、素直でいる、誠実でいるっていう部分は、私が生きてきた中でじわじわ構築されてしまったところがあって、完全に克服しきれていない、私の今の課題でもあります。


周りの人という観点からいうと、
私は自分ができることを人に押し付けてしまう節があります。

結果ばかりを求めるばっかりに、友達や周りの人を傷つけたり、遠ざけたりしてきたことがたくさんありました。

今から振り返って、後悔していることがたくさんあります^_^帰ったら謝りたい人がたくさんいます、

でも過去は修正できないから、
これから生きる上で、人との関係の構築をもっと大切にしようと日々心がけています。



本質を見極めることの重要さに気づいて、真摯に努力できるようになった

ここまでダラッダラ書いてきたように(笑)いろいろ気づいたうえで、自分自身に立ち返った時に、

自分はいつも本質を見抜けていなかった

ことを心底実感しました。


今ある環境や周りの人のありがたさを理解せず、いろんなことに挑戦したりする中で、

壁にぶち当たった時に、
自分の中で勝手に言い訳つけて大事なところから逃げていて、
自分が得意なことや頑張りやすいことの中だけで努力を重ねて、

結果を出すことより努力を積み重ねることに目が向いていました。



カナダに来て、たくさん経験して、

なんでも自分が考えているほど甘くない

って心の底から実感できたことで、


壁が立ちはだかった時に、適当に努力してる自分に満足するんじゃなくて、


今本当に問題になっていることはなにで、そのために必要な努力はなにか、

そういうことをまずじっくり考えて、戦略を立ててから、行動に移すようにできるようになったし、

行動に移している中で、諦めたくなったりしても、

ものごとそんな甘くないから、
本当に実現したいなら覚悟を決めてやるしかない、
無理なら潔く諦める、

っていうふうに、現実的に考えれるようになりました。

こんな頑張ってるのになんでうまくいかないのって、先が見えない沼にハマってた自分より、よっぽど楽になりました。



諦めたくなる時もいっぱいあるので、

どうしたら自分がワクワクしながら努力をできるだろうっていうふうにも考えるようにしてます。

やみくもに努力する前に、一歩下がって自分を俯瞰して見ることが、

なにも進歩を生み出してないようで、長期的に見てとても大事なことだと気付けました。



こんなごちゃごちゃ言語化せずに、感覚として持てている人が、要領がいいって言われる人なんだろうなって思います。

私は要領が悪いからって片付けていたんですけど、

後天的にでもこういう感覚をじわじわ身につけられたことで、
最近は昔よりも、やってることに対しての生産性が上がって、
少しだけど昔に比べて、要領のいい人間に近づけている気がします。


❤️エピローグ❤️

なんとなんとダラダラと書いてしまい、本当にまとめる力がないなとつくづく、、、

ビジネス学ぶ中で、今の自分の一番の課題は、言語化力だなと日々感じています💧


でも最近は、前のノートにも書いたみたいに、仕事と就活の時間以外を、英語学習に全振りしています。

恥ずかしながら、基礎の部分がボロボロなことに気づき、一からやり直してます^_^

英語学習についても、ある程度成果が出れば、ノートにまとめたいと思います。


でも最近ずっとおもってることは、
日本の友達に会いたい🥹居酒屋で朝まで喋りまくりたい🥹カラオケで爆騒ぎしたい🥹一緒に踊りたい🥹
っていうことです。

こんなくそ真面目みたいなことをダラダラ書いて、一番おもっているのはそういうことです。

あと4ヶ月🥹まってろ日本ーーー‼️‼️‼️‼️

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