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新婚でも離婚危機なことがある

新婚でも、ちょっとしたすれ違いで離婚危機に陥るのだなと感じました。

自分への教訓を共有したいと思います。

結婚前の方の参考になると嬉しいです。


独身時代に謎の投資をしていないか?

パートナーが節約志向だから、マネーリテラシーがあるからと安心しきって結婚しちゃった…なんてことありませんか?

「不動産投資してて、〇部屋持ってるんだ」

「保険で〇円を△円に増やす予定なんだ」

自分の頭の中の辞書にない事は、相手への愛情も相まって「すごいなーへえー」で済ませがち。

これが、結婚してから結構まずいことかもと気づくと、離婚危機に陥ります。

結婚前に彼の金銭感覚ならやっていける、と思っていても、全て覆ってしまうからです。

彼の優しさ、という美点も交差点のビニール袋みたいに吹っ飛ぶ威力です。

ギャンブル性が高い、または損する事が明らかな事に手を出してしまう、その考えの甘さにがっかりきてしまうことになります。

気まずくても、お互いの月収の使い道、どんなローンを組んでいるか、どんな返済計画か?リスクも織り込んだ収支計画を立てているのか?確認しましょう。

身の丈に合っているか?余剰資金で投資をしているか?毎月の赤字をボーナスで補填するような無茶な計画になっていないか?

口頭だけではなく、エクセルなど開きながら、これは?これは?と確認すると間違いありません。

知らなかったことは、メリット・デメリットを自分で検索しましょう。

結婚後の家計に、火の粉がかかってくる恐れありです。

事前確認を怠った甘い自分が悪いのです。

健康への意識に違和感がないか?

パートナーが将来働けなくなる可能性へ備えていたとします。

それ自体は素晴らしいです。備えることは素晴らしい。

ただ、民間の保険をかけまくっていても普段の生活はどうですか?

普段の食事がジャンク志向、運動しない、口腔ケアへの意識低い…

開いた口が塞がらなくて、顎外れて大変な事になりますよね。

「何をやっているんだ?この人?」と呆れてしまい、口出ししたくなる婚姻関係を解消したくなります。

冷静に、彼の生活を分析してください。

成人したら、そうそう自主的に変わりません。

1人が好きなタイプに、他人との交流機会の増加が耐えられる?

1人が好きですか?

私は、独身時代1人で過ごすことが好きでした。

コーヒーを入れて、絵を書いて、文章を書いて、小説を読んで…

そうしてでしか癒されない自分の部分がある。

どうしようもない特性です。

結婚すると、そういった時間を持ちづらくなります。

家の中に人がいると、会話のキャッチボールに備えて、社交性を常に働かせているモード。

それでも良いか、検討すると良かったと思います。

自分の人生に相手を巻き込むことになっていい?

子なし、は夫婦ともに同意していても、相手の親族や自分の親族の考えは違うかもしれません。

自分の子なしの決意ほど、相手の決意は強くないかもしれない。

妻が好きだから、夫が合わせてくれていることもあります。

例えば毒親で悩んできた方なら、そういった過去を持つ自分の人生に相手を巻き込むことになります。

巻き込んで申し訳ない」その気持ちが、離婚危機につながる気がします。

リセット癖がある人は、結婚の重みをリセットしたくなるかも?

あなたは、何事も長続きするタイプですか?

部活、習い事、趣味、仕事、恋愛…

物持ちは良い方ですか?

昔気に入って購入したもの、今でも周りに残っていますか?

私は、リセット癖が強い傾向にあります。

以下に当てはまる方は、リセット癖が強いのではないでしょうか?

・LINEを辞めたくなる(人とすぐ連絡がとれる環境が苦手)
・基本的に他人を信じていない(距離があるほど安心)
・ウェットな人間関係が苦手
・なんなら、携帯も解約したくなる
・在職歴が長くなって、職場の人と深い仲になるのが苦手(ずっとドライで他人行儀が落ち着く)
・その場所に、自分の跡を残すのが苦手(卒業アルバムや社員撮影会が苦手で避ける)
・自分を知る人が全くいない土地だと安心して暮らせる
・友人や恋人に違和感を覚えたら、心のシャッターを下ろし、すぐ距離を置く

こういうタイプが結婚をすると?

婚姻関係が重く感じ、リセットしたくなることがあります…。

勢いで法律婚ではなく、事実婚も検討してみると良かったと思います。

お金じゃない、と思っていたが、お金で日々の安心感は変わる

お金は大事でした。

自分も心身共に健康で働けて収入があって、相手も同様だと、お互い余裕があり、家庭内が常に安心感に満たされます。

とても温かくて幸せな状態です。

家計に大きな問題があっても、収入が多ければ問題は表面化しないのです。

それが、片方が働けない、またはうっかり給料交渉に失敗して年収がガクッと下がったとします。

すると、家計の問題点が浮き彫りに。

昨日まで仲良し夫婦でも、お互いの心に負荷がのしかかります。

もめます。

静かにもめます。

はじめから家計の適正化(スリム化)、転職時の給料交渉、生活水準を上げない、大事です。

「うっかりしちゃって、年収200万下がっちゃった
」と言われると、びっくりと通り越して唖然としてしまいます。


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結婚へ向けてウキウキした方が見てしまったら、どうしよう…と不安になってきましたが、私が独身なら知りたかった。
あくまで個人的考えなので、そんな人もいるんだフーン程度にお考えください。
ご一読ありがとうございました。




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