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大徳寺聚光院特別公開

BS日テレで毎週火曜日午後8時から放送される「ぶらぶら美術・博物館」は大好きな番組(文末の註参照↓)ですが、9月13日の放送で狩野永徳と松栄親子による障壁画が、寄託していた京都国立博物館から里帰りしている様子をやっていて、もう行きたくて落ち着きません。ちょうど名古屋に国際芸術祭を見に行く予定があり、それを短縮して京都まで足を伸ばすことを思い付きました。
ついでに、京都在住の旧友にも声をかけたら同行を快諾してもらえたので後は実行のみです。
出発時の顛末については、前回の記事に書きましたが結局こちらがメインとなり台風一過の京都を満喫して来ました。

先ずは名古屋から京都まで新幹線で30分、京都駅から市営バスで45分(¥230)大徳寺前で下車。大徳寺内をぶらぶら散策。今回の特別公開は聚光院だけでなく、他の塔頭でも次々と行われます。聚光院は予約優先制でガイド付きなので¥2000、興臨院は¥600、黄梅院は¥800、総見院は¥600という具合に拝観料だけで¥4000とられます。ということで今回は聚光院だけということで。

14:00に予約してあるので、その前にランチをということで友達と待ち合わせてある大徳寺内にある泉仙いずせん大慈院店へ。精進料理のお店で、お寺の境内にあるなんて!ジモピーと一緒でなければ辿り着けないお店でした。ただし靴を脱いで正座しなければならないので苦手な方はご用心を!
昔話に花を咲かせたところで、いよいよ聚光院へのガイド付き拝観へ。
一回10名程のグループで20分置きに出発します。ガイドさんの説明は 分かり易く、博物館の展示室で観るよりも本来の姿でみた方がより障壁画の魅力がわかるとおっしゃっていましたが、正にこんな気持ちのいい風が吹き抜けるお天気のいい日に日本間で観る襖絵は最高でした。
その後千利休の茶室と千住博のモダンな障壁画を見学して約40分のツアーを終えました。写真撮影は全面禁止!なので残念ながら写真はありません。荷物は携帯も含めて全部預けさせられます。
興味のある方は「ぶらぶら美術・博物館」のアンコール放送を観るか、来年の3月26日までやっていますので現地に足をお運びください。

註:「ぶらぶら美術・博物館」は残念ながら2023年9月27日の放送を最後に打ち切られてしまいました。長い間楽しませていただいてありがとうございました。