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書いたり読んだりするワークショップの"作戦会議"への招待

私がいまも書きつづける理由は、それ以外にはない。耳を澄ませば、かつて人の気配がないと思っていたあの場所に、すべての人間の眼を素通りし、誰からも見られず語られることもない無数の生の気配がざわめいていた。私はなにも見えていなかったのだ。(竹内万里子「写真のそばで」/『図書』2022年5月号)

昨日は「再開しようとするのはやめて…」と書いたのでしたが…

「文章教室、再開するんじゃないんだ?」と言われたら、口ごもってしまう。まあ再開するんですけどね、なんて言ってしまいそう。再開するけど、以前と全く同じではない。「どこが?」と言われてまた口ごもってしまう。まあやってみないとわからないんだけどサ。

そこに参加する人は(以前、参加していた人も、これから参加する人も)、どんなことを感じて、考えて、参加するんだろう?
そんなことをあらためて少し聞いてみたいので、そのための時間を設けてみようと思います。

とりあえず今週末、15日(土)の午前中、16日(日)の夜、ご希望あれば17日(月)の昼か夜も。各1〜2時間ていど。
今回はとくに何か読んだりはしません(たぶん)。参加費無料、興味ある方はどなたでも("手ぶら"で)どうぞ。Zoom(オンライン)ですが、顔を合わせて話します。参加しますという方はメールでも何でもご連絡いただければ。
連絡先を知らないよという方は、コチラからどうぞ(「文章教室」のままになっていますが…)。
お時間の都合などもあれば遠慮なくお知らせください。できる限り調整しますので。
──なんて書いて何人もから連絡が来たら楽なものなんですけど、そんな急には集まらないと思うので、以前参加していた皆さんには今日メールでお知らせします。

(なんだか急で、すみません。軽めの"作戦会議"なので、無理せず参加できる方のみ、どうぞ。)

私の頭にあるのは、あくまでも「書く」ためのワークショップ(そのための「読む」「話す」がある)であるということ。理屈っぽいことを言えば、

なにを、なぜ、どのように書くのか?

ということを、より深く感じたり、考えたりできたら(あるいはそのきっかけにでもなれば)いいなあということ。

それを頭で考えるのではなくて、各々が実践して(書いて)、持ち寄って、読んで、思い思いのことを語り合う。
それだけといえば、それだけなんですけど…それ以上のことは、やっぱり参加した人にしかわからないことかなあ。

私自身もいろんなものを書いたり、読んだりしつつ、参加します。

(つづく)

昨日も載せましたが、以前の文章教室のチラシはこれ。参考までに。

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