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スキの世界の人間関係1

晴海プラムです。スポーツジムのエピソードを書いていますが「人間関係とかスタジオ内のポジションとか気にしすぎじゃない?」と思われている方もいらっしゃると思います。インストラクターを追いかけていた時代を経て、人間関係の難しさを経験しているからこそ、慎重になっています。

私が神奈川県に出てきた時、東京・神奈川は「一度はこの人のレッスンを受けたい!」という有名なインストラクターが多く、盛り上がっていました。有名インストラクターがスポーツクラブの色んな支店に点在していて、それを目がけて行く人も多かったです。わたしはいろんな支店に自由に行けるプランにして、曜日によって行くジムを変えていました。行く先の店舗の会員さんに「あなたのホームジム(所属店舗は)どこ?」と聞かれることもあるのですが、ホームと呼べるほど一つのところに集中して通っていませんでした。

石川にいた当時から、「この男性インストラクターのレッスンはいいよ!」と噂を聞いている人がいて、ジムの友達が遊びに来た時に一緒に体験に行きました。体験すると「全然違う!楽しー!」となり、それからその店舗に、毎週通うことに決めました。

その男性インストラクターは別の店舗でもレッスンしていて、そこまで追っかけてくる人はコアなファンだとわかります。私も会社の有休を使って平日のレッスンに出ていたり、いろんな店舗に追いかけていってたので、コアなファンの一員と認識されていたでしょう。

私の経験上、こういうインストラクターと共に移動するファンは、迎える側のジムの会員さんからは2種類のうち、どちらかの対応をされます。
①「せっかくだから楽しんで受けていってね!」というウェルカムな雰囲気。
②表面上は和やかだけど、心の中で「外からまた来たぜ」と思われている雰囲気。
私の通っていたジムの肌感覚から言うと、②の方が多いイメージです。だからこそ、お邪魔する時は失礼のないように、を心がけていました。

追っかけているファンを観察していると、だんだんファンの中にも階層があることがわかってきます。普通にレッスンを受けている人よりも、ちょっとそのインストラクターと親しく、距離感が近い階層がある。それは、そのインストラクターのパーソナルトレーニングを受けている人たちでした。

それに気付いてから、そのインストラクターのパーソナルトレーニングの評判を会員さんに聞いてみました。評判は上々。わたしのような田舎から出てきたポッと出の女が受けていいものか?と悩みましたが、とりあえず1回お願いしてみることにしました。

初めてのパーソナルトレーニング。ドキドキして当日を迎えます。そのインストラクター最初に言われた言葉は「そのピンクのウェア似合ってますよね〜!」でした。「こんなイケメンでムキムキのインストラクターにそんなこと言われるなんて!わたしのこと見てくれてる!(照)」と、わたしの心は踊ります。最初の一言でテンション爆上がりの中、トレーニングをしました。始終楽しい。だって、この1時間は、わたしだけの時間なんだから。もっと喋りたい。そしてそのまま、今後のトレーニングの継続をお願いする流れになりました。だって楽しすぎてやめる理由がないもの!

そしてしばらくパーソナルトレーニングを続けてくると、気がついてきます。パーソナルトレーニングをお願いしている人たちの中にも、階層がある。パーソナルトレーニングにかなりの時間とお金を使っている人は、インストラクターとの仲がさらに深い。売り上げも上がるし、一緒に過ごす時間も長いし、当たり前である。普通にパーソナルトレーニングを受けている人には言わない情報が、VIP顧客には話されている。その人だけ特別。わたしはVIPになるほど稼いでいるわけでもないので、当然そんなこと真似できません。そしてVIP以外のパーソナルトレーニングを受けている人たちの中での、腹の探り合いがだんだんめんどくさくなり、パーソナルトレーニングをお願いするのをやめました。最初は楽しかったんだけどなー。次回は探り合いの話などを書こうと思います!

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また、スポーツジムのエピソードはこちらのマガジンをご覧ください。


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