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人を信じられるようになるまで その5

晴海プラムです。働き過ぎで会社を休むようになってから、体は元気になっても、人を信じるのが怖くなりました。常に心がざわざわしていました。そんなわたしが、人を信じられるようになるまでのお話を書いています。前回のお話はこちら。

人を信じられなくなっているとはっきりと自覚したのは、インナーチャイルドカードを引いてからです。それは甘夏弦先生の「インナーチャイルドカードセラピー講座」の演習の時でした。カードを引くお題として出したのは、「安心して働くためには、どうしたら良いですか?」です。
問題点のカードとして出たのが、「美女と野獣」。タロットでいうと「力」のカードです。

インナーチャイルドカード 美女と野獣

見た瞬間、「あーーーー。」(言葉にならないため息)となりました。インナーチャイルドカードでは、このカードがどう見えるかを伝えます。

カードを見た印象は、わたしはこの中でいうと美女で下を向いて、手のひらにいる鳥の温もりを感じている。そこだけが唯一の安心。野獣やウサギやフクロウなど、周りにたくさんいるんだけれど、それらと交流する気がない。手を差し出している野獣に気づいているけれど、まだ手を取りたいと思っていない。みたいな感じで、周りは心配して手を差し伸べたりするんだけれど、わたしの気持ちは引きこもり。安心する手のひらの鳥を、見つめることしかできません。

こういう話をしていると「愛や勇気」というこのカードが表すことを、受け取り拒否している自分に気づきます。人が信じられなくなって、周りの愛にも気づかないふりをして、その手を取る勇気がない。けっこう根深い問題が出てきたな。と個人的には感じました。

そしてカードの見え方が人それぞれなのが、インナーチャイルドカードの面白いところ。このカードの印象で「野獣が美女をナンパしているようにしか見えない」という意見も聞いて、そういう見え方もあるのかと驚きました。

3ヶ月くらい経って、インナーチャイルドカードの練習会に参加しました。その時のお題は、「元気に生活して働くためには、どうしたら良いですか?」です。問題点のカードとして出たのが、「ハートのシーカー」。オズの魔法使いのブリキ男。タロットでいうと「カップのナイト」のカードです。

ハートのシーカー ブリキ男

見た瞬間、「あーーーー。」(言葉にならないため息2回目)となりました。このカードを見た印象は、ブリキ男のハートが外に出ている。ハートが外に出ちゃってるよ!!抜け殻だよ!!ちーん。

ただ、抜け殻になっているブリキ男に、白い鳥がハートを戻してくれるように見えたので、そう伝えました。すると、「白い鳥に思い当たるものはありますか?」と質問されました。そのときわたしの口から、勝手に言葉が出ました。「薄いつながり、あっさりしていて世間話程度のつながりで、ハートが戻ってくる。」と。

このカードの意味は「心を開いてハートに委ねる」です。わたしは「薄いつながりで本当に心が開くの?そんな可能性はとても低いのでは?そもそも薄いつながりってなんだ?」と、自分から出た言葉の意味がわからない。後からぐるぐると思考を巡らすも、答えが出ない日々が続きました。

そしてしばらくすると、スポーツジムの中での人付き合いが変わりました。会話をする人が増えはじめ、顔見知りがだいぶ増えました。前回のエピソードのように、長めのスタジオプログラムにも誘われるようになって、ジムの人間関係が広がっていきました。そういうことが積み重なることで、わたしの警戒心は薄れ、素の自分のままジムに居れるようになったのは、大きな変化です。

いま振り返ると薄いつながりの中で、本当にわたしの中にハートが戻ってきました。本当にインナーチャイルドカードってすごい。占いって不思議だ。自分の思考の枠から飛び出して、新しいヒントをくれるから面白い。

人を信じられるようになるには、まだ道半ば。わたしの中で会社の人に対する不信感は、根強いものがあります。その話はまた次の機会に!

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