見出し画像

ユキヤナギの剪定【誰でもできる!!】

春になると、枝一面に白い花をつけるユキヤナギ。
意外と植えてあるお家も多いように思えます。

生育の良い木なので、放任にすると、どんどん大きくなります。
そんなユキヤナギの剪定方法をお伝えしたいと思います。

みなさんに合った剪定方法が見つかると良いかと思います。



剪定時期

基本的には、花後~5月くらいがおすすめです。

この時期なら、ある程度小さく切り詰めても、新しい芽は出てきます

剪定後、夏に伸びた枝に秋ごろから花芽の分化が始まり、冬を越えて、春先に開花します。



剪定方法

基本的には、刈り込みで良いかと思います。

①刈り込みたい高さより出ている太めの枝を外す。

このとき、刈り込みたい高さより、少し低めに切るようにしましょう。

なぜなら、刈り込むときや来年の剪定の時に邪魔になったりするからです。

また、毎年同じくらいの高さにする場合にも、太い枝が高いと、邪魔にもなりますし、高さが年々上がってしまいます。

②刈り込む

株が大きくなった場合は、刈込鋏を利用して、刈り込むと良いかと思います。

もし、大きくなかったり、片付けの手間を考えるなら、刈り取る部分を持って、片手刈込鋏で刈ると、片付けが楽になります。




BEFORE・AFTER



こちらは、8月下旬ごろに剪定したものです。
剪定時期としては、暑さもあり、枝葉の伸びる時期も終わりかけなので、おすすめはしませんが、それでも芽は伸びてくれます。




1ヶ月後には、写真のように伸びてくれることもあります。

満開とまではなりませんが、翌年の春先には、花も付きます。


ただ、ここで、注意していただきたいのが、
・剪定適期ではないため、樹木への負担がある
花の数がかなり減る
・その年の気候によって、芽の伸びや花付きがかわる
などのリスクが生じてきますので、あまりおすすめではないです。


剪定時期がずれても、このくらいにはなるのかな?と参考程度に思ってください。



こんな時はどうすれば?

『5月までに刈り込んだけれど、夏にかけて、とても大きくなってしまった!』

そのような時は、気になるようでしたら、長さや輪郭を整えるように、浅く刈り込んであげるのも良いかと思います。

繰り返しにはなりますが、刈り取った分だけ、花の数は減ります。
その点を十分考慮した上で、どの程度まで刈り込むかを検討してみてください!


『枯れ枝が出てしまったけど、取った方がいいのかな?』

もし、枯枝が目立つようであれば、その都度外していった方が良いです。
枯れ枝は、病害虫の発生にも繋がりますし、その部分から腐りが入ることもあります

ただ、葉が付いている状態だと、なかなかわかりにくいかと思いますので、落葉後の冬に、一度枯枝を整理すると、すっきりして良いかと思います。


枯れ枝の見分け方については、以前、投稿させてもらった内容を参考にしてみてください!




いかがでしょうか?
ユキヤナギの剪定自体は、難しいことはないので、誰でもできるかと思います!

あとは、花の数と枝葉の伸び方をみなさんのお庭に合わせて、より良い形を見つけられたら、幸いです!



Instagram
https://www.instagram.com/harumien.hamamatsu/
・上記のInstagramでも画像を中心に伝えていますので、良かったら、フォローお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?