「やりきる力」堀江貴文

「何かを成し遂げるために、手を抜くな、死ぬ気でやれ」
と、痛いほど突き付けられた一冊

今回、選んだ”返済本”は堀江貴文の「やりきる力」

堀江貴文の本は、芸能関連で起業を行う実の父からも何度おおすすめされていたため、本屋で目に留まった。
今回は、この本の中で自分の糧になりそうな教訓を3つ書き出そうと思う。

⓵ハマれ

本書でひたすらと説かれていたワード「ハマれ」。
現代で生き抜くために最も必要とされるスキルだと捉えた。

「長期計画なんてあてにならない。目先の事に没頭するだけ。」

「やりきる力」堀江貴文

この言葉は、常に短期・中期・長期と目標を立てる事を念頭に置いていた私にとって、かなり衝撃的な一言だった。

コロナや、資材高騰等、目まぐるしく変化を来す現代社会において長期的な目標というのはあまり意味をなさない時代となってきた。

それよりも、周りの何にも目をくれず病的にゲームをしたり、カリグラフィーに没頭したスティーブジョブズのように、
意味もなく目の前にある面白そうな事に没頭できる人は今の世の中を生き抜ける人であると説いている。

その没頭してきたものの積み重ねがその人自身のアイデンティティを作り、その点と点のつながりで将来物凄いものを生み出す種となる。


⓶周りの目を気にするな

直接的には書かれていない言葉であるが、堀江貴文は、周りの目を気にしない天才であると思う。

気の置ける仲間がいる事を好まず、自分の刺激となる仲間を求め、孤独と向き合い(極度の寂しがりやでありながらも)自分のやりたい事にのみ頭を回す。

その過程で、周りから「変わっちゃったね、、」といわれることも多々あるようだが、変わったらその変わった堀江貴文にお似合いの仲間が生まれる。

⓷帰路を断て

「安心・安定」のために自分のやりたい事を二の次にする人生は楽しいのか? という事だ。

近年はやりの”副業”。

「副業が軌道に乗ったら本業をやめよう」と逃げ腰の姿勢をする社会人は一般的だが、そんな考えの元、本当に成功するのか?

確かに、本業をやめたらその分だけ本気で副業に専念できるわけで、その分”本気”で取り組める。

どちらも本気で取り組めますというような器用な人や、とは言え家庭があるのでそんなリスクを負いきれないという人にとって、上記の考えは全うにも思えるが、私は独身だし器用じゃない。

だからこそ堀江貴文のこの言葉かなり、響いた。

                                以上


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