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はじめましてハルマリです。

はじめまして、こんにちは。
Harumari TOKYO編集部です!

普段は東京の情報誌としてWEBマガジンやSNSで東京の最旬カルチャーを発信していますが、このたびnoteも開設することにしました。どうぞよろしくお願いします。

Harumari TOKYOをご存じの上でここに来ていただいた方、本当にありがとう!
はじめての方、どうぞよろしくお願いします!Harumari TOKYOはこんな感じのメディアです↓↓↓


さて、こちらのアカウントでは、編集後記としてHarumari TOKYOが発信するコンテンツの舞台裏や、私たち編集部の熱い想いを語って参ります。
また、取材や出演にご協力頂いた方々との制作エピソードやちょっとした裏話もお伝えしていきます。noteならではの「あり方」をみなさんと一緒につくっていければと思います。

さて、今回は編集長の島崎昭光が担当します。改めましてこんにちは。

「情報誌」って必要なんですかね?

いきなりですが、そう疑問に思いながらこのメディアを2015年に立ち上げました。

「情報はタダで手に入る時代」。かつての雑誌のように、「そこでしか手に入らないプレシャスな情報があつまる」という世界は一変して、雑誌なんかよりも深く、熱く、面白い記事をみんな創っているし、それを無料で観るのが当たり前の時代。お金を払ってまで見たい記事なんて、そうそうありません。

記事どころか、動画まで。
超オモシロい動画も、タダです。
高価な機材や、高尚なアイデアやプライドを持ってつくったリッチコンテンツも、普通に生きる人たちのささやかな幸せを紹介するコネタに叶わないのです。

改めて、情報誌って必要なんですかね?

ちょっとビジネスの話をしましょう。
雑誌業界では、「デジタルビジネスシフト」という点では政治経済の分野で緩やかながら進行しています。記事の有料コンテンツで。
元々新聞に月々4000円、経済系雑誌に月2000〜3000円払っていた意識の高い方々は、日経電子版や新興のNewspicksなどにお財布の出し先を変えていきました。この2メディアに限らず経済ジャンルでは有料記事配信でのビジネスが比較的うまく進展しています。
アメリカでもGAFAが新聞社の記事を有料で買うといった動きがあるように、ジャーナリズムの分野では有料化を前提としたデジタルシフトが進行中。もちろん、昔ほどのビジネス規模になるかどうかはわかりませんが。

一方、ファッション、ライフスタイル、カルチャー、グルメといった情報誌はどうかというと、これまでそうした雑誌に使っていた月2000〜3000円のお金の行き先はデジタル記事ではなく「ランチ代」に消えていったと言います。半分冗談、半分本気で、そう思います。

こうした分野は、もともとファッションやグルメやカルチャージャンルで「イケてる人」を紙面に集めて、その人の語りを記事やグラフィックにする編集手法が主でした。素敵なモデルを起用したファッションシューティングや、有名な役者さんのインタビューやグルメな人たちのグルメレポートや。
そうしたものこそ、雑誌を介さずに本人がインスタやFacebookで直接ユーザーに発信して、広告収入を得られちゃう。それは、衰退しますよね。雑誌。

それなのに、

どうしてHarumari TOKYOは存在するのでしょう?

最初、明快な答えは持っていませんでした。
でも、ある種の直感が、これからの時代の情報メディアを立ち上げるべきだ、と突き動かしたという事につきます。個人ではない、特定のジャンルに相当な熱量とセンスを持った集団が発信する情報コンテンツにこそかけがえのないセレンディピティを生む価値があるのだと。

開設から5年経って、ある程度その「答え」というか意義も分かってきたように思います。
それが一言では言い表せないところな難儀なんですが、その「答え」のひとつひとつをこのnoteを通じて語っていきたいと思います。

なので!

noteでは有料マガジンも開設する計画です。
内容は先行して公開していたWEBマガジンの有料記事の中から、私たちの思い入れの強いコンテンツをストックしていきます。
「過去に無料で配信した記事をあとで有料化?ビジネスになるわけないじゃん」
はい。そう思います。
それでも、有料化をすすめたい気持ちがあるのです。

唐突ですが、物の値段はだれが決めるのでしょう?
資本主義経済の中では値段を決めるのは「買い手」です。
作り手が、1000円!といいはっても、売れなければ値段は下がっていき、最終的に300円で売れたとすれば、それはそのモノの価値を買い手が300円と決めた、ということですね。

そうなんです。そうなんですけど、1000円!と言い張ったのは売り手です。
やむなく300円(しょぼん)と値下げしたのも売り手です。

逆の視点で見れば、値段を決めたのは売り手である、とも言えます。
(経済学的にはものの値段は市場が決めるということなのですが)

話を有料マガジンに戻します。
Harumari TOKYOのアーカイブ記事を厳選して有料マガジンにする。
売れないと思います。
でも、一生懸命、熱意を持って作り上げた愛すべき記事たちの値段をいちど私たちで決めたいのです。
そして、その想いに共感、応援したいと感じてくださった読者とつながりたいのです。

すごい青臭い話ですね、すみません。
でも、トライアンドエラーを繰り返してこそのメディア運営。
まずはやってみて、読者のみなさんのリアルな反応を真摯に受けとめながらつづけていきたいと思います。

実際に始まったらまたアナウンスしますね。

今日は長くなりましたのでこのへんで。

これからもどうぞよろしくお願いします。

あ、このコーナーは私たちスタッフが週替わりで交代で記事を書いていきます。
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