Twitterで背景込みの似顔絵を3枚描く企画をした
先日Twitterで「フォロワーさんのお子さん描きます!」企画を行った。
詳細は下図の通り。
100名の方にご応募いただき、抽選で3名の方を決定して
絵を描かせていただいた。
ここでは企画について考えていたこと、学んだことを整理する。
・なぜ企画をしたのか
①フォロワーさんと交流をしてみたかったから
②自分が描きたい絵のイメージから飛び出して、色んな想定外の構図で描いてみたかったから
・なぜ「背景込みの似顔絵」にこだわったのか
①写真の背景に含まれる小物一つもいつか思い出になるので、それらも描きたかったから
②今後育児の一瞬を切り取るような絵を描いていきたいと思っているため、背景+人物の構図をたくさん描いて鍛えたかったから
・描いてみて
①フォロワーさんのお子さんのよさを絵に描ききりたいと思った
②「元気にすくすく育ってね…!」って気持ちがめっちゃ高まった
③納得できるまで何度も描き直したので時間がかかった
④絵柄が統一されていった
⑤植物など自然を描くのに時間はかからなかった
⑥室内の小物を描く方が難しかった
⑦昼と夜で光の表現が異なることが分かった
⑧人物の苦手な角度の構図に挑戦することができた
⑨商品にするか悩むようになった(悩めるようになった)
・課題は何があったか
①商品化するには、一枚一枚に時間がかかりすぎる
②表情が上手く描けないと先に進めなかった
③写真を元に描く場合、自分の作家らしさはどこに出すのか明確に意識した方がいい(写真に忠実に描くだけなら写真でええやんってなる)
・課題に対して今後どうするか
①商品化するには、一枚一枚に時間がかかりすぎる
→何度も回数を重ねて、似顔絵用の絵柄の手順をパターンに落とし込む。
ラフ時点でアタリをしっかり取る、パースを取る。
それから下書きに起こす。
当たり前だけど、一つひとつの手順を書き起こしておく方が手戻りが少なそう。
商品化する場合はパフォーマンス統一のためにも手順が書き出されてる方が自分のためになる。
②表情が上手く描けないと先に進めなかった
→表情を先に徹底的に描く。決まらんやったら途中で描き直す。あまりに表情だけに立ち止まってたら他の部分が進まないし、離れて見た方が描けるときもくるかも。
ただ自分が表情の部分で納得して初めて完成に向かうので、それは意識して進める。
③写真を元に描く場合、自分の作家らしさはどこに出すのか明確に意識した方がいい
→写真を元に描く場合、完全コピーの写実的な絵を目指すのではなく、自分の作家性をどこに混ぜて描くかを意識する。
あとは、対象の方の美しさとか柔らかさとか可愛さとか無邪気さとか、そういう描きだしたいものを描く上でズレる写実的な表現を削って、線にしない。
線以外で描く方法を考えて描く。
今回3名の方の絵を描かせていただいて、本当に「この子達のよさがしっかり伝わるように描きたい!描ききりたい!」と思って描いた。
納得いくまで描けたと思う。
大切な機会をいただき、本当にありがとうございました。
まだまだ精進するぞ!
おしまい
読んでいただきありがとうございます!! まだまだ描くぞ~!