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福岡都市圏の大回り乗車をしてきた②

2023年3月11日、中学校の卒業旅行として大回り乗車をしてきました(なお書いてるのは高1修了後とのこと)。②では、日田彦山線·後藤寺線を南下し、新飯塚駅に到着するところまでを書いていきます。

行程などは①に書いているので、そちらから先に読むことをおすすめします。

それでは始めます。

西小倉-田川後藤寺

西小倉で撮影をすること約1時間。列車の時間が近づいてきたので、撮影を切り上げてホームに移動しました。
数分後、小倉方面からやって来たのは…

(田川後藤寺で撮影)
キハ147-184とキハ147-1058の2両。この列車に揺られ、田川後藤寺までのんびりとした旅を楽しみます。

ここからの車窓紹介の車窓は、進行方向右側のものです。

この区間を走る列車に乗ると、鉄道ファンなら絶対見逃せないスポットがあります。その名も、「小倉車両センター」!内部は年に1回ほどの公開や、小倉工場鉄道ランド見学で見ることができますが、今回は外から。

まず出迎えてくれたのは、415系Fo1521編成。現在JR九州が持つ、電気を取りながら本州-九州間を直通できる唯一の車両形式です。

建屋の中には、長崎地区でバリバリ活躍中の優しくて力持ち、YC1系がいました。ベースの色がステンレス無塗装の銀なので、オレンジのドアがとても目立ちます。

次に見えたのが、YC1のときにも見えていましたが、長崎所属の817系。おそらくVn21編成だと思います。なぜか前面·側面ともに「回送」という表示を紙で出していて、なぜそうしたのか当時とても気になっていました。

そして883系Ao-18編成。2022年末の事故で入場している車両です。パンタグラフがかなり損傷しているのが分かりますよね…。また、方向幕も「ソニック 大分」表示なのが本当に突然だったとこちらに伝えているようにも思いました。
ちなみに、執筆中にこの車両について調べたところ、なんとブルーシートがかけられているとの情報が。これは何を表すものなのか、今後も注目です。

現役車両が見えたのはここまで。あとは保存車両や小倉工場鉄道ランドが見えて、小倉車両センターは車窓後方に去っていきました。

城野駅では、ここからの単線区間に備えて1度目の列車交換。列車はこの先、複線で電化された日豊本線を離れて単線で非電化の日田彦山線を走行していきます。

志井公園駅の手前に見える橋脚(写真右側のコンクリート)は、北九州モノレールの車両基地につながる軌道のもの。ここを通り、車両は検修庫や留置線に入っていきます。

志井駅の手前では九州道と立体交差。ここから少し北に行くと北九州JCTがあります。

呼野駅あたりでは、満開の梅?と砂利を採掘している鉱山を見ることができました。

香春駅かわらえきでは、2回目の列車交換がありました。

田川伊田駅のカーブかつ昔を思わせる広い構内、めちゃめちゃ大きい駅!って感じがしていいですよね。

田川伊田の次がこの列車の終点、田川後藤寺です。日田彦山線はこの先添田駅を超え、BRTを介して大分県日田まで続きますが、自分はここで後藤寺線に乗り換えて新飯塚方面へ。

田川後藤寺-新飯塚

後藤寺線は途中たった4駅の短距離な単線非電化のローカル線です。朝には途中全駅を通過する爆速快速がある、なかなかおもしろい路線だったりするんですよね〜

田川後藤寺から連れて行ってくれるのは、キハ40 8052の単行でした。

短い路線ながら車窓の見どころはあるので、引き続き紹介していきます。進行方向左側、南向きの車窓です。

船尾駅のあたりでは、大きな石灰の鉱山がお出迎え。後藤寺線の車窓といえば、やっぱりこれですよね。ちなみに、進行方向右側を見ているとこんな看板があるので、乗ったときにはぜひこちらも探してみてください。

発破に関する看板

下鴨生-上三緒間では、こんな感じで築堤の上からあたりを一望できるスポットがあります。このときは季節が春だったこともあり、菜の花が咲いているところもありました。

城野駅以来の架線柱と架線が見えてきたら、新飯塚駅に到着です。


今回はここまで。次回は福北ゆたか線、原田線を通って今回のゴール、春日駅に着くまでを書いていきます。お楽しみに!

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