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29歳未経験からエンジニアになるまでの勉強時間と具体的内容

こんにちは。はるまきです。

最近はエンジニア転職が非常に流行っており、様々な勉強ノウハウがネットに上がっていたり、またたくさんのプログラミングスクールが乱立していたりする状況です。様々な情報がある中で、何が自分に合っているのかを見極めながらやっていくことが難しい状況です。

1年前の自分もまさにエンジニアになりたいけど何をしていいかわからない、どのくらい勉強したらいいかわからない、そんな迷子の1人でした。この記事はそういう方に向けた記事になります。

とはいえ誰にでも効く薬がないように、誰にでも使える勉強ノウハウやおすすめのプログラミングスクールがあるわけではありません。様々なヒアリングを重ねた上でなら提案できるかもしれませんが、パッと提案することは難しいです。

その中で私にできることは1年でエンジニアになった流れを公開することかと思いました。1つのサンプルとして参考にしていただけたらいいなと思います。またTwitterのリンクをプロフィールに載せているので、個別にご質問があったらリプライやDMをいただければご返信いたします。

それでは本編に入ります。

軽く私の経歴をご紹介

正直勉強ノウハウや選んだプログラミングスクールをポンと提示したところで、本当の意味では参考にならないと思うので、前提として私の経歴をご紹介します。

中堅私立大学卒業で、学生時代に心の病を患いました。新卒で入社した会社を1ヶ月で辞め、2年くらい療養したのちに障害者枠で人材系の会社に入りました。事務職として働いて、その中でExcelの関数やマクロを使う機会に恵まれたので、業務を効率化していたところ「エンジニアもありだな」と思ってプログラミングの勉強を始めました。

ざっとこんなかんじです。もっと詳しく聞きたい方がいれば、Twitterでご相談ください。

エンジニアになるまでの私の勉強期間と勉強時間

これもよく指標としてあるので、まずは勉強期間と勉強時間からお伝えします。

結論から言うと9ヶ月、1000時間くらいです。

単純計算すると9ヶ月×20日間×5,6時間=1000時間程度です。

トグルというWebサービスで測ってやったので、割と正しい数値かと思います。

最初は独学で1ヶ月くらいやっていましたが、不安があったのでプログラミングスクールに入りました。そこで6ヶ月やって、あとの2ヶ月はカリキュラムの残りやポートフォリオ作成に費やしたかんじです。

「1日5,6時間は短い」とか「週5日間稼働はゆるい」とか思うかもしれませんし、実際自分も最初は「もっとやるぞ」と意気込んでいましたが、長期戦なのでやってみるとこれ以上やるのは割と難しかったです。

私が勉強した内容

ほぼほぼ私が入っていたプログラミングスクールのカリキュラムなのですが、学習内容をご紹介しておきます。もし具体的なスクール名が知りたい方はTwitterからリプライやDMください。

下記になります。

【学んだスキル】

・HTML/CSS
→技術本を用いてHTMLでのタグ打ち、CSSでのコーディングを理解
→既存のWebサイトを模写(異なるサイトを2つ分)

・PHP
→技術本を用いてPHPの基本文法を理解
→技術本の内容を基に作成した掲示板アプリに機能を追加

・SQL
→技術本を用いてSQLの基本文法やデータベースの設計について理解
→スクールの課題要件(chatworkの一部機能を想定したもの)に従い設計からSQL文の作成・実行までを実行

・CakePHP
→技術本を用いてCakePHPの基本文法を理解
→技術本の内容を基に作成したオークションサイトのコードを改変

・Linux(CentOS)
→サーバー構築サイトに倣いさくらVPS上にサーバーを構築
→MacからLinux(CentOS)へSSH接続
→apacheでのサーバー構築とCertbotでSSL化

・Git/Github
→課題の提出などに使用

以上のかんじです。

上記の技術セットはWeb開発をするための基礎技術を網羅しているものらしいです。言い換えるとHTML/CSSなどの見た目(フロント)、PHPとCakePHPによる裏側の動き(サーバーサイド)、Linuxなどの土台(インフラ)がある程度カバーできています。スクールによってはサーバーサイドを重点的にやるところもありますが、実際にやるお仕事はWeb全体、フロントからインフラまでやるので、この技術セットは役立ちますし、正直採用担当者にもウケがよかったです。

あとはポートフォリオ作成もやったのですが、これは上記の学習を土台にやったら1ヶ月ちょっとで完成しました。ポートフォリオで挫折する方もいるので、基礎がやはり重要になるなと実感しました。

より詳しい書籍名などを知りたい方はこちらの記事でまとめたので、よかったらご覧ください。

プログラミング勉強のポイント

あくまで私の主観的な意見ですが、プログラミング勉強のポイントが3つあるのでお伝えします。

①書籍ベースで学習を進めていくこと

いきなりですがこれは賛否両論あるかと思います。恐らく人によって得意な情報の認識の仕方(目からなのか耳からなのかなど)が違うためです。動画やWeb記事など、今はたくさん情報がある中で、私は書籍が抜群に合っていました。その理由はいくつかあるのですが、一番は情報がわかりやすくまとまっていることです。Web記事は抜けがあったり、その人しかわからない表現で書いていたりするのですが、書籍は基本的に誰が読んでもわかる内容に仕上がってますので、その心配はありません。

一度読んだだけではわからなくても、2回3回と読むことでどんどん理解が深まり、知識に定着する感覚がありました。

②締め切りを決めること

締め切りとは、勉強を終える期間のことです。例えば半年でエンジニアになろうとか、1年でキャリアアップしようとか、そういう期限がないと無限に時間を使ってしまいます。サボるのは簡単ですからね。本来あまり良くないかもしれませんが、私は貯金が底を尽きる期間で設定しました。できれば外的な強制力、圧力なども利用した方がいいです。信頼できる周りに宣言するとかおすすめです。

③質問できる人がいること

プログラミングの勉強はわからないことだらけです。教材で勉強している間はいいですが、実際にサイトを作ったりサービスを作っていると、ググっても見つからないバグやググるほどでもない初歩的なことで詰まること(とはいえ自分では解決できないこと)が結構あります。私はスクールで大恩人とも言える親切な講師の方に出会って、ポートフォリオ作成の時さえも質問させてもらっていました。どこかしらに相談できる相手がいないと、高確率で詰まって挫折すると思います。

以上の3点がプログラミング勉強における個人的に大事なところです。

不安があればTwitterのリプライやDMでご相談ください

駆け出しエンジニアだと不安に思うことがかなりあると思います。私もそうだったので、Twitterにいるエンジニアの方にDMをしたり、MENTAのメンターの方に進路について相談していました。お力になれるかはわからないですが、私自身そういう方々のサポートをしていきたい気持ちがありますので、気軽にTwitterからリプライやDMをご相談いただければ、お答えします。自分の知識では答えられない質問であれば、周りの現役エンジニアやスクール経営者に相談してからお答えさせていただきます。

Twitterのアカウント名は「@harumaki666」 です。

まとめ

以上となります。

具体的な勉強時間や勉強期間、勉強内容などをお伝えさせていただきました。1つのサンプルとして参考にしていただきたいなと思います。

コロナもあってエンジニアになることは決して簡単なことではなくなりましたが、技術のあるエンジニアの需要があることに変わりはありません。私もまだまだ発展途上ですが、その一歩目を踏み出そうとしている方のお力になりたいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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