漫画家・末次由紀さんの取り組み 「ちはやふる基金」
「ちはやふる」という漫画をご存知でしょうか。
私の長い漫画好き歴(いま初めてカミングアウト)の中でも、百人一首とかるた部を題材としたこの作品は、ベスト5に入る作品です。
漫画は全てkindleではなくて紙の単行本を買って読んでいますし、映画も全て観ました。
基本的にチームスポーツ漫画が好きなので、この漫画にもハマるのだと自分では分析しています。
題材はかるただけど、スポ根ものの要素も入る。主人公は無駄に可愛い。恋は始まりそうで始まらない。サブキャラがとても魅力的。もし自分の名前を変えられるなら、「奏」にしたいくらいです。キャラ全く似てないけど。
そんな、大好きな漫画の作者である末次由紀先生が、こんな活動をされているのを、ついさっき知りました。
何と。「ちはやふる基金」なるものがあるというではないですか。早速調べてみました。
漫画家を生業としている末次先生にとって、「ちはやふる」は作品の一つのはず。終われば、次の作品が始まります。通過点の一つと捉えることもできたのではないでしょうか。
ただ「ちはやふる」という作品が、緻密な取材の下に描かれているだろうということは、予想していました。新刊の出るペースや、内容から想像がつきます。
そうこうしているうちに、作品の制作に協力してくださった皆さんがきっと、たくさんいらっしゃって、その人たちを支えたい気持ちが、ムクムクと湧いてきたのではないでしょうか。
競技かるたを愛するみんなのために、何かしたいという気持ちが、「ちはやふる基金」のホームページから伝わってきました。
自分は絵を描いただけとおっしゃる末次先生ですが、先生の描く物語にどれだけ勇気をもらい、一歩を踏み出せた人がいることか。
素晴らしい取り組みだと思います。
「スラムダンク」の時はお金のない学生で、井上雄彦先生の取り組みを支援できなかった私も、今ならいくばくかの自由になるお金があります。
大好きな人がする社会活動を応援できる自分でありたい、最近強くそう思うのは、やはり三浦春馬さんの影響でしょうか。
三浦春馬さんが私にくれたものは、思ったよりたくさん、あったみたいです。
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