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新しい環境での不安や恐怖は飛躍へのイニシエーション

こんばんは、ハルログです。

今日は私の少し小さい頃の話をしてみようかと思ってます。

うちの地元はかなり田舎で、家の周りには田んぼわが広がってます。で、よく地元では田んぼで野球や鬼ごっことか、近所の子たちと遊んでました。

これは、私が小学校に上がる前くらいの時。ちょうど親との遊びも飽きてきて、同年代の子たちと遊ぶ方が楽しいなと感じてきた時分です。

休みの日に家族でテレビを見ていて、ふと窓から外を見ると近所の少しお兄さんたちが5、6人で遊んでいたのが目に留まりました。 

そこで瞬間的に「楽しそうだなー」と思わず口にしていました。それを横で聞いていた母が、「仲間に入れてもらったら?」と言ってきたんですよね。

それを聞いてのま、「え?!いいの?!」と少し嬉しい気持ちになりました。小学校に上がる前なので保育園以外で親と離れて遊んだことなんてありません。

高揚感が湧いてきて、「え!行っていいの?!いってみたい!」と思いました。


しかしその3秒後、同時に得も言われぬ不安と恐怖も湧いてきました。

「本当に親の目が届かないところで遊んでも大丈夫かな」

「声掛けだとしても、仲間に入れてもらえないんじゃないだろうか」

そんな不安と恐怖のせいで躊躇している私を見かねて父親が、

「大丈夫だ!行ってこい!みててやるから!」

と励ましてくれたのです。

その瞬間、勇気が湧いてきて(どこか許可をもらったような気がしました)、靴を履いて皆が遊んでいる田んぼへ向かいました。


最初に「一緒に遊ぼう?」と声をかけた瞬間は、神像が飛び出そうなほど緊張したのを覚えてますが、「いいよ!」と快く受け入れてもらえて、皆がと楽しい時間を過ごすことができました。


これは小さい頃の話ですが、人間、いくつになっても未知の領域に足を踏み出すこと、結果が分からないことに挑戦することは勇気がいるものです。

安全で絶対に失敗しないと分かっているのであれば不安や恐怖もありませんが、自分の現状の枠を越えることはできません。

そこには成長も飛躍もありません。停滞はむしろ衰退です。

そうやって自分の枠を超えていくような挑戦をするからこそ、失敗もするし不安も恐怖も伴います。

でも、そこ怖さを超えて、「えいっ」と一歩足を踏み出す勇気を出せば、たとえ失敗したとしても、それは次の成功に必ず繋がりますし、大きく成長することができます。


これは転職でも同じ。以前の会社を円満退社して、ポジティブな理由での転職であれば、今のまでの心地よい環境をガラッと帰ることには相当な恐怖が伴うでしょう。

逆に前の会社に対してネガティブな理由で転職した場合であっても、転職直後は「あー、あんな会社辞めれて良かった!」と清々しい気持ちにもなるかもしれません。

ですが、次第に「やっぱり新しい環境でやっていけるかな‥また失敗するんじゃないか‥」とこれもまた不安や恐怖は必ず出てきます。


転職という新しい環境へチャレンジする限り、それがどういう理由、経緯であっても、必ず不安や恐怖は出てくるのです。

ですが、その不安や恐怖こそが、今自分が成長、飛躍しようとしているサインでもあるということ。

「不安や恐怖を逆に楽しめ」 と、何処かの少年漫画で出てきそうなセリフですが、まさに不安と恐怖=飛躍の前兆として、ポジティブに捉えてみると気が楽になると思います。


ということで、転職だけでなく卒業、入学など新しい環境をスタートさせる人も多いと思うので、そこで出てくる不安や恐怖に対する解釈として、頭の肩隅にでも置いてもらえればなぁと思います。

ということで、今日はこの辺で。

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