わたしのコト。2
わたしのコト、少しずつ書いていきます。
わたしは、岩手県遠野市で生まれの28歳です。
もともとは福祉に興味があったので、介護福祉士になりたいなと漠然と思ったのが10歳のとき。曾祖母の介護をみていたことがきっかけでした。
看護師になりたい
そんなこと、一切考えたこともないまま高校生となり、、、
2011年3月11日を迎えました。
わたしは修学旅行で沖縄にいたので、地震の揺れも何も感じず、どこか他人事のようにすら感じていたかもしれません。ホテルで観た被災地の光景は一生忘れることのできない、心に残っている光景です。
沖縄でも、ひめゆりの塔や防空壕を見学していたこともあり、まるで追体験をしているような感覚に襲われました。
津波によって町がなくなってしまった光景は、焼け野原をみているようでした。
学生の自分にできることは何もないことに、とても無力感を感じました。大学受験も控えていたので、ボランティアに赴くこともできず、ただ勉強することしかできませんでした。被災地の同年代の人たちは、勉強道具も流されて、何もできないのに、同じ土地で生まれたはずのわたしは、何苦労なく勉強できる環境にいることも、理不尽だと思って、許せなかったです。
岩手でそのまま暮らしていたら、わたしが被災者になっていてもおかしくないのに、、、残酷だなと思いました。
だから、保健師という存在を知ったとき、いつか岩手に何か役に立てる日が来るかもしれないと思いました。そして、看護学部に進学することを心に決めた感じでした。
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