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プロフェッショナルになりたいと思った瞬間

この前友達と話して思った、「プロフェッショナルになりたい」。


私は大学で「企業評価論」という学問を専攻している。

会計学と経営学の中間にあるような学問で、財務、戦略の面から企業を観察し評価するというもの。

私はもともと数字が大嫌いだったのに、このゼミに入った。
(そして3年間大変な苦労をすることになる。)


でもそこで「会計が読める」というひとつの能力を身につけた。
私の学部ではマーケティングなど華やかな専攻のほうが断然人気で、会計系の勉強をしている人は少ない。また文系学部なので、基本的に数字への苦手意識が強い人が多い。

そんなこんなで、私はマイノリティー的なチョイスだった。


友達からIRを見ろ、と言われたけど、何を見ればいいか分からない。と就活中相談を受けたり、インターンで原価率を調査してこいと言われたがどこを調べればいいか分からない、ときかれたり。

必要なさそうに見えていた知識が意外と身近で問われることが少しずつ増えてきている。
きっとこれからもっと増えるんだろう。

こういうとき、知識という面ではあるけど、人の役に立てたり存在を求められたりすることって、嬉しいんだな、と純粋に感じた。

人より何かを知っていて鼻高々ということではなく、必要になったり求められることで自分の学びが価値とか意義を持ち始めるんだなということ。
自分の学びに純粋な価値を感じられないのは少しばかり残念なことかもしれないけど、堅い堅い理論としてしか捉えられていなかったことから、理論を実践に利用できた喜びなんだろうと思う。


こんな体験で、人柄的に「あなたがいたから」と言われることもとても嬉しけど、知識や能力の面でも「あなたがいたから」というようなプロフェッショナルになりたいと思った。

社会人になるまでも、なってからもこの気持ちを忘れないでいたいな、



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