9月13日の詩

右から満ちて
右から欠ける
立待月か

月夜の語らい

藍色の夜に
青い月

moonlit 月の明かりに
照らされて

vigil それはまるで祈りにも似て

風は
蕭瑟 
琴を鳴らして
蓬の葉が揺れる

釣り鐘花を空に向け
竜胆は
「あなたの悲しみに寄り添います」と

振り返れば
月は
有明と成りゆく

#詩

※この詩はXで9月13日のかずのけんさんの絵に詩を書かせて貰った物です

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