2020年買ってよかったもの
去年のはこちら
大きいL字型の机
自粛期間が長かったので、今年は自宅で生産性を高めるものをたくさん買ったけど、おそらくもっとも生産性に寄与したのがこれ。でかいデスクは人権。
机の下でケーブルまとめるやつ
デスクを買い替えたついでに配線周りとなんとかしようと購入。見た目はともかく、床に接してるケーブルが少なくなったので掃除がしやすくなった。
デスクonデスク
デスクが広くなった。USBポートもあって良い。
台 on モニター
デスクが広くなった。モニターの上にいろいろ置けるって良い。
モニターアーム
デスクが広くなった。モニターの下にいろいろ置けるって良い。
ノートPC用スタンド
MacBookの裏に張り付けて角度付けるやつ。もうこれなしではノートパソコンでキーボード打つのがしんどい。似たようなやつでMOFTというのも良いらしい(未体験)。
外付けサウンドカード
フォートナイトで周囲の音をもっとよく聞けるようになりたくて購入。正直サウンドカードの効果なんて大したことないと思ってたけど、新しいヘッドホンを買ったとき並みに音質が良くなってびっくり。アンプってすごい。
サウナ
さすがにサウナそのもの自体を買ったわけではないですが、今年はサウナにハマった年だった。サウナを好きになるきっかけになった池袋のかるまるに感謝。
ちなみに、「さすがにサウナを買ったわけではない」と言いましたが、ガチ勢は本当にサウナを買って自宅で楽しむらしい。ヤバイ。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル
Haruki's Game Award 2020受賞作品(去年はドラクエ11S)。ペルソナ系(というか女神転生系)はなんとなく敬遠してたけど、桜井政博氏があまりにも楽しそうにペルソナ5について語っていたので購入。めちゃくちゃおもしろかった。ゲームシステム自体は王道RPGなので誰でもすっとは入れると思います。ペルソナ5無印より追加要素があるP5Rがおススメ。Undertaleのように、ストーリーのネタバレを食らってしまうと魅力半減なので何も知らないうちにプレイしましょう。できれば、無印とP5Rの違いすら知らないままプレイするのがおススメ。
kiki vivi lily『LOVIN' YOU』
Haruki's Music Award 2020受賞作品。サブスクで音楽を聴くようになって以来、お気に入りのミュージシャン以外だと、単体の曲で良いと思ってもアルバム単位で良いと思えるものがはなかなか出会えなかったけど、これはアルバム全部良かった(と言っても6曲なのでミニアルバム的なアレですが)。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
村上春樹の短編でない小説の中では一番読みやすいと思う。ミステリー調で、序盤に主人公の目的がわざとらしいくらい分かりやすく説明されて、分量も文庫本1冊なのでちょうどいい。村上春樹は好き嫌いが激しくでるらしいので、なんとなく村上春樹が気になってるけど読んだことがないという人がいたらまずこれを読んで、気に入ったら君は他の作品を読んでもいいし、読まなくてもいい。
エンジニアリング組織論への招待
買って良かったと言いつつまだ全部読んでないんですが、Chapter 1の時点で読書メモが4000文字を超えたので良書を確信。この本はソフトウェアエンジニアリングの本で、チーム(組織)でのソフトウェア開発をどのようにうまくやるかという本ですが、組織を理解するには組織の最小単位である人間から理解しようということで、Chapter 1では人間本来(?)の思考の癖(ゼロイチ思考、レッテル貼り、認知的不協和、ハンロンの剃刀etc)が解説されていて、そこがめちゃくちゃおもしろかった。残りはソフトウェアエンジニアリングのことになるので一般の人に購入まで勧めるのは難しいんですが、何かの拍子で読める機会があったらChapter 1だけでも読むと楽しいです。
人は誰しも、自分自身の思考の範囲を無意識的に狭めてしまい、その結果、最適な解決策が見つからなくなってしまうことがあります。そして、その中で合理的と思われる選択肢を選ぼうとしてしまいます。
このような閉じた世界の中での合理性、「限定合理性」に人々が縛られてしまうのは、その閉じた世界で考えることが「心地よい」ことだからです。
まぐれ ― 投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
Haruki's 実用書 Award 2020受賞。「人間がいかに確率的に物事を考えるのを苦手としているか」がテーマの本。後知恵バイアス、生存バイアス、損失回避性など人間が陥りがちな認知バイアスを扱っていて、上で紹介した「エンジニアリング組織論への招待」にも通じてる部分がある。確率をなんとなく理解している人くらいの人でも読めるので多くの人にはこっちのほうがオススメ。
確率とは、私たちの知識が不足していて、確実なことは分からないと認めることであり、自分の無知を相手にするために作られた方法なのだ。
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